相模原市南区麻溝に「アジサイ」とともに色鮮やかな「クレマチス」の名所の「相模原麻溝公園」はある。今月中旬ごろから最も華やぎ始めるのが多種多様な花柄で「つる性植物の女王」と呼ばれる「クレマチス」である。当園外周、樹林広場、花の谷や水の広場、緑の広場にはパンテス系、フロリダ系、ビチセラ系、モンタナ系、大輪系など230種類、約8,000株が植栽されておりこれは日本有数の規模を誇る。「クレマチス」(Clematis)はキンポウゲ科のセンニンソウ(仙人草)属の多年草、つる植物である。鉄仙、風車と呼ばれることもある。コロナ前までは毎年5月連休明けに当園では「クレマチスフェア」が開催されていたが、今年も残念ながら開催されないようである。しかし主役たちは順調に生長中で、昨年より一週間遅れで早咲きの「都筑」、「ドーン」がまだ数輪であるが咲き始めた。いよいよ「クレマチス」シーズンの到来である。(2204)



