相模原市南区麻溝台に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」がある。当園では外周フェンスやポールに「クレマチス」、5つのゾーンエリアで「アジサイ」が開花し始め賑やかな彩りとなってきた。一つユニークな花として「センター広場」からのスロープ斜面に今、「真っ赤なタワシ」のような赤い花穂というか花糸をつける「ブラシノキ」が枝をしならせ真っ赤な花穂を披露中である。オーストラリア原産、フトモモ科、カリステモン属の常緑中木である。別名は「カリステモン」、「金宝樹」、「ハナマキ」、英名でも「Bottle Brush」と呼ばれている。花弁は緑で小さくて目立たないが、赤の長い花糸が目立たせ、穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。この赤い花が満開となると奇妙で少し異様ではあるが独特の花である。(2305)




