相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。当園は今、色鮮やかなクレマチスが咲き誇り、現在アジサイも着々と蕾をつけ始めて開花へ向けスタンバイ中である。その「あじさい」の一種の鹿児島県の屋久島原産の「ヤクシマアジサイ」の品種である「屋久島コンテリギ錦」(ガクウツギ斑入)が「樹林広場」の一画で開花し始めた。アジサイの中では一番早く咲く。ユキノシタ科アジサイ属で装飾花が細弁でガク片の縁に鋸歯のあるものを「屋久島コンテリギ」、鋸歯の無いものを「屋久島アジサイ」である。「ガクウツギ」と呼ばれる。今、クリーム色がかった白色の装飾花を開き美しさと甘い香りを漂わせる。(2305)
小田原市城山に江戸時代には「総世寺」の末寺、小田原七福神の「寿老人」を祀る曹洞宗寺院「實平山鳳巣院」は鎮座している。寺号はない。土肥次郎実平(法名實渓大真居士、嘉元2年1304年卒)を開基として創建される。土肥次郎実平は源頼朝の挙兵に一族で出兵し「壇ノ浦の戦い」のあと周防・長門(山口県)の惣追捕使を命じられ安芸国沼田荘(広島県三原市)で生涯を閉じた。開山は久野村総世寺5世天祐宗根(天文16年1547年卒)である。本尊は薬師如来像である。「院号表札」よりやや勾配のある参道を進むと「寺門」がある。右正面に入り母屋造り風の「本堂」がある。本堂左手の墓域の手前には大きな「聖観世音菩薩像」が建っている。当寺は小田原七福神のひとつ長寿の神様「寿老人」が本堂内の右奥に祀られている。携えている杖には長寿の秘訣を書いた巻物があり、信仰している人々に生命の尊重、学問の増進、芸術、智恵、そして無病息災、子孫繁栄、家業繁昌、交通安全、心願成就などの福徳を授けてくれる。(2305)
相模原市麻溝台に「クレマチス」と「アジサイ」の名所「相模原麻溝公園」はある。当園にはフェンスやポールに230種類、約8000株が植栽されておりその種類と株数の多さは日本有数の規模を誇る。今、桜からバトンを受けボタン、シャクナゲ、藤、シャクヤクに次いでこれから最も華やぎ始めるのが「クレマチス」で多種多様な花柄、花姿から「つる性植物の女王」と呼ばれている。今、フェンスやポールに弦を這わせ多種多彩な花色と花姿、大輪に小輪、花どうし寄り添うように多彩な表情で咲き始めており今月いっぱい当園は「クレマチスワールド」で彩られる。今、プレジデント、ネリモーザ、あさみぞ、ドクターラッペル、柿生、都筑、大和、ナターシャ、ヤング他が咲いている。そのクレマチスを主役として今日5/6と明日5/7日に4年ぶりに「クレマチスフェア 2023」が開催される。当日は当園の代名詞となっている花「クレマチス」に関するクレマチス鉢花展示、湘南クレマチス園の苗販売、クレマチス無料植替え、クレマチスなんでも相談など様々な催しが行われる。(2305)