相模原市下溝に欧風庭園内に「噴水広場」、その両脇に100本の「メタセコイア」並木を配し、市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。当園のシンボル「メタセコイア」も茶褐色に紅葉が完成している。「紅葉」箇所のメインとなる「紅葉の丘」、「見本庭園」、「衆遊の庭」、「遊具広場」周辺では「モミジ」も紅く色づき、「カエデ」や「ナンキンハゼ」に「モミジバフウ」も色づき「ラクウショウ」はもう真っ黄色にと紅葉グラデーション、紅葉絵巻のような美しさである。この時期我々は美しい紅葉を堪能し愛でているが万葉の時代に遡る。日本で紅葉狩りが始まったのは平安末期で、これは浄土思想が広まり、物事が移り変わる様や人生のはかなさといった無常観と、季節の変化で色を変え、やがて散る紅葉(もみじ)がマッチしたようである。(2312)
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