座間市栗原の目久尻川沿いに臨済宗建長寺末寺の「栗原山崇福禅寺」は鎮座している。当寺は戦国時代に村民の太郎衛門(鈴野家の先祖)が創建。本尊は釈迦如来。昭和53年(1978)に「開山450年祭」が盛大に行われている。「山門」右脇にある「お地蔵様」は文久元年1861に建立されたもので土地の人々から「子育て地蔵」として厚く信仰されており、幼児抱いて慈愛深いその姿は子を思う母親の情愛を感じさせる。「山門」より入山すると正面に入り母屋造りの「本堂」、本堂右に「庫裡」、左手に「鐘楼」、法輪塔、石碑がある。境内の植木は手入れが行き届き美しく今、「マンサク」や「ミツマタ」そして「白梅」が境内を彩っている。当寺の裏山の歴代僧墓地には無縫塔、キリシタンに関係する「マリア地蔵」がある。更に1200~1300年前の人々の二基お墓「北横穴墓群」がある。(2203)
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