相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

清原古墳群を代表する前方後円墳「江田船山古墳」

2016-11-08 14:13:16 | 史跡・遺跡
熊本県玉名郡和水町江田、県道16号線の道の駅「きくすい」の南にある清原台地に菊水地区「肥後古代の森」がある。ここには国指定史跡になっている「3基の古墳」をメインに「歴史民族資料館」や 日本各地の民家を集めた「民家村」、「石人の丘」、「吊り橋」、「縄文の森」、カヌーに乗れる「カヌー館」、 温泉も備えた道の駅「菊水ロマン館」があり一帯は広大な公園となっている。三基の古墳中特に有名なのが「江田船山古墳」である。前方後円墳で全長62m、高さ10m 、5世紀-6世紀初頭の築造で被葬者はムリテ、他とされ後に筑紫君一族の配下に連なって地域の中首長の墓でとされた。未盗掘の古墳で中からは日本最古の漢字といわれる銀象嵌の「太刀」や「銀銅製の冠帽」などの国宝の品々200余点が出土した。一時、東京国立博物館に所蔵されていた程の扱いである。今、石人像などが建てられ観光地化されているが、先土時代~古墳時代そして縄文・弥生時代の土器や古墳からは古の今なお大陸文化の香りを漂わせてている。(1611)






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