相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

多磨十三仏霊場である「太平山妙櫻寺」

2021-12-13 07:57:50 | 寺院
多摩市落合に身延山を総本山と仰ぐ日蓮宗寺院「太平山妙櫻寺」は鎮座する。妙櫻寺の前身「妙櫻教会」を守護神の七面大明神の力を得て、昭和27年に杉並区和泉町に僅か11坪の土地に設立、中央道開通の為移転を余儀なくされ、昭和53年にこの地に建立した法華経弘通に邁進した寺院である。その間開山住職は大荒行5行成満した。本尊は日蓮宗奠定の大曼荼羅。開山住職は「鈴木日壽上人」。恵泉女子大学前を通りすぎた閑静な住宅街の一画にコンクリート造りの「本堂」がありその前には虚空蔵菩薩像が建てられている。当寺は多摩丘陵のほぼ中央に位置し西方に遠く富士の霊峰を望み、北には多摩川の清流が悠然と流れ、鎌倉・川崎・野猿街道の主要道を有し昭和39年頃から多摩ニュータウン開発により発展してきた霊場である。鈴木日壽上人は当時の心境を「富士の峰 眺むる多摩の一隅に 平和の祈る妙櫻の寺」と詠んでいる。当寺は虚空蔵菩薩を祀る「多磨十三仏霊場」の13番札所である。(2112)
 
 
 
 


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