相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

戦時中、分散授業場であった「大寶山本乗寺」

2018-04-18 10:13:34 | 寺院
横浜市港北区大豆戸町に京都妙福寺末の日蓮宗寺院「大寶山本乗寺」はある。創建は小幡伊賀守泰久が天文23年(1554)。開山は日逞(天正8年1580年寂)。本尊は三寶祖師。菊名駅西口徒歩数分のところに満開の一本の藤の花の傍に「寺号標」があり、その先に明治9年(1876)に欅の1枚板で創られた「山門」、正面に天保10年(1839)に第36世日忍上人が建立の「本堂」がある。堂内天井は格子になっており、内陣45枚に花鳥図、外陣63枚に風俗図が描かれている。客殿の右に「三十番神堂」がある。戦争中大綱国民学校に陸軍が駐屯したことにより当寺は分散授業場となった。その後、校舎焼失により墓地上の陸軍兵舎が昭和22年3月まで一時大綱小学校大豆戸分教場となった。裏山には「釈迦堂」がある。(1804)










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4檣バーク型帆船「日本丸」の雄姿!!

2018-04-17 11:21:59 | 港・ハーバー
みなとみらい21地区の石造りドッグに停泊している4檣バーク型帆船の「日本丸」。定員は138名、全長97m、総トン数は2278t、総帆数は29枚(畳1,245枚分、最高マストの高さは水面から46m。1930年に商船学校の訓練帆船として建造され、「日本の海の王者にふさわしい船にしたい」という我が国の海運に寄せる期待を込めて「日本丸」と命名された。約半世紀にわたって海の若人を育ててきた。地球を5.4周もする活躍をして、この帆船も数多くの実習生と共に様々な歴史を背負ってきた。正確な記録の残る昭和27年(1952)4月1日以降でも162次の航海を行い、6,509名の実習生を育て、約127万kmの航海を完遂した「日本丸」がほぼ現役時代の雄姿のままで保存・展示されている。桜木町駅から、ランドマーク傍から見ることができるが、今は静かにこの横浜の地を見守っているようである。(1804)












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横浜市指定文化財「横浜開港資料館旧館」

2018-04-17 10:40:52 | 建造物
横浜市中区大桟橋通と日本大通に挟まれた場所に昭和6年(1931)英国工務省の設計&建築の「英国総領事館」であった「横浜開港資料館旧館」はある。この建物は鉄筋コンクリート造3階建で一部地下造り、銅版屋根をもつ邸館風健築で古典主義建築である。「英国総領事館」は1階は執務室、2階は事務官2世帯の住宅、3階は使用人の住居という設計で建てられた。しかし昭和47年(1981)に横浜における業務が終了昭和56年(1990)に「横浜開港資料館」として開館した。海岸通りに面した部分には商館倉庫風デザインの新館が建っており、中庭を挟んだ奥に壮麗で優雅な旧館がある。旧館東側(通用口)の壁面にはツタの葉が一面を覆っている。横浜開港資料館旧館は横浜の歴史に関する資料を収集し閲覧・展示・出版など公開する施設として横浜の歩んできた歴史を資料を通して次世代に伝えていく「近代横浜の記憶装置」の役割を担っているようである。(1804)






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「横浜公園チューリップ」クローズアップ集

2018-04-16 18:10:02 | 祭り・イベント
横浜の春の風物詩一つ「第40回 よこはま花と緑のスプリングフェア 2018」が4/13~4/15迄ここ横浜公園、日本大通り、象の鼻パーク、山下公園を会場として開催された。明治9年に開園した日本初の洋式庭園の横浜公園には69種16万本のチューリップ植栽されている。地域ごとに、種類ごとに植えられたチューリップを主役とした「チューリップまつり」は残念ながら終わってしまったが、開花順番を待っていた遅咲きのチューリップが今、見事に咲き誇るかのように競演しておりまだまだ十分観賞できる。赤、ピンク、白、黄、黒、青、紫とカラフルな色どりといい、改良、開発によって多種多様な形をしたチューリップがお目見えし、かつての丸っこいチューリップの概念がいささか遠くなってきた感がある。そんな可憐な愛らしいチューリップたちをクローズアップしてみた。(1804)
















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赤褐色に輝く横浜のシンボル「赤レンガ倉庫」

2018-04-16 14:43:16 | ショッピングセンター
神奈川県横浜市中区新港1丁目の横浜港に明治政府によって保税倉庫=国の模範倉庫として建設された歴史的建築物(正式名称は国の新港埠頭保税倉庫)で、みなとみらい地区内の2街区にあたるMM21のエリアでは特異なと言うか、シンボル的な存在、代表的な観光施設として「ハマの赤レンガ」と呼ばれ親しまれている「赤レンガ倉庫」はある。文化施設の1号館「ホールと多目的スペース」は大正2年(1913)、商業施設の2号館「ライブ・レストランとビアレストランの他、飲食・物販店が50軒以上」が明治44年(1911)竣工。1989年(平成元年)には保税倉庫の役割が終わったため、約5.5haが整備開発され、その周り一帯は広場や公園の「赤レンガパーク」として2002年(平成14年)4月開園。通算来場は5年前で6000万人ということであったので恐らく今は1億人近くに達しているに違いない。目まぐるしい時代の変遷を楽しく確かな記憶として、当時の倉庫の面影を残し1日を通しても時間と共に違う表情をみせる赤レンガ倉庫、フロアに並ぶテナントの数々四季折々の多彩なイベント、ベイブリッジや大さん橋を一望できる海に面したロケーションは誰もがそのノスタルジー性に魅了されるのであろう。(1804)














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