相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

世田谷「松原寺町」巡り~撮歩!!

2022-02-23 08:05:16 | 寺院
世田谷北部にはいくつかの寺町がある。一番多く寺院が集まるのが「烏山寺町」で世田谷区北烏山2丁目、4丁目、5丁目および6丁目にかけて26の仏教寺院、「旧世田谷村一帯」には豪徳寺を筆頭に10の仏教寺院、「永福町」には築地本願寺和田堀廟所を筆頭に約10の寺院「松原町」には正法寺をはじめ5つの寺院が集まって寺町を形成している。「松原寺町」は井の頭線「東松原駅」から数分の所に軒を合わせるように昭和4年に「正法寺」、「延重寺」、「常念寺」、「浄徳寺」、昭和21年「勝林寺」の5つの寺が移転してきて寺町を造っている。ここは「烏山寺町」と同様に大正12年(1923)関東大震災後都心の区画整理などにより築地本願寺内寺町55寺群からいくつかに分散し移ってきた寺の町である。これら5つの寺はすべて浄土真宗西本願寺派に属する寺院で本尊は阿弥陀如来像でである。中でも「伏見山正法寺」は「築地本願寺」を模したような白い屋根の上に相輪が輝くインド仏教様式の立派でモダンな「本堂」がひときわ目を惹く。また「勝林寺」には明治初期の講談師・大久保今助の墓がある。(2202)
 
 
 
 





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相模が丘「仲良し小道」で「河津桜」と「メジロ」の共演を旬撮!!

2022-02-22 16:50:29 | 道・緑道
相模が丘の住宅街を南北に貫く全長1.6kmの緑道「仲良し小道」がある。この小道には64品種、220本の多種多様な桜の木が植栽されていることから「さくら百華の道」と呼ばれている。「桜」以外にもアジサイ、ロウバイ、ボケなど様々な花木が植えられ、一年を通じて楽しめる遊歩道=緑道である。2012年に地元の有志で設立「NPO法人 さくら百華の道」が維持管理している。今さすがに「十月桜」や「冬桜」は花を落としてしまったが「寒桜」と「河津桜」が咲き始めている。小田急相模原駅に近い終点に3~4本、「イオンモール座間」に近い始点に4~5本の河津桜が植栽されている。この「河津桜」はヒカンザクラと早咲きオオシマザクラの自然交配種である。今、「イオンモール座間」近くの一本の「河津桜」は先端をピンク色に染めた中に一重で淡紅色の花びらが特徴である可愛らしい花びらをもう数百輪以上を開花させ、もう2~3分咲きとなっている。今週末26日頃から気温も15度近くに上がる予報。一気に満開となるのでは。開花を待っていたように2羽の可愛らしい「メジロ」がやってきてくれた。待ちに待った河津桜の花蜜、彼らにとってはまさしくご馳走、ディナーなのかもしれない。(2202)
 
 
 
 
 
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厚木依知郷の総鎮守「依知神社」

2022-02-22 08:03:36 | 神社
相模川に架かる「昭和橋」を渡った袂に厚木市依知に厚木依知郷を護る総鎮守社とされる「依知神社」は鎮座している。創建年代等は不詳であるが社伝によると古くは「赤木明神社」と称し、鎌倉幕府二大将軍頼家が創建。旧社領は源頼朝よりの寄進と伝えられ、境内では時々競馬も行われ、祭典には金田まで神輿が渡御する依智郷の鎮守社として祀られていたと伝わる。徳川家康関東入国後の天正19年(1591)には社領1石斗の御朱印は天正十九年賜を拝領、上依知村の鎮守として祀られ、明治6年に「依知神社」と改称、村社に列していた。祭神は磐筒之男命。石鳥居を抜けると社殿、神楽殿があり境内社が二つある。また当社には頼家が再建時植えたとされる2本の「大イチョウ」が道路を挟んだ反対側にある。厚木市指定天然記念物に指定、神奈川県名木百選にも選ばれている。樹高は36m/35m、目通り幹囲は6.8m/5.5mである。秋には黄金色に輝く黄葉時には大勢の人が訪れる。寛文年中大洪水の為、境内は大崩壊する。この「昭和橋」建設及び国道(129)が造られことで社域&境内は分断されたのである。(2202)
 
 
 
 
 
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「県立相模原公園」の早咲き「河津桜」が開花加速!!

2022-02-21 07:33:43 | 公園・庭園
相模原市下溝に四季の花が絶えない市民のオアシスの一つ「県立相模原公園」はある。ユリノキゲートから入った「遊具広場」の後方一画に植栽本数は5~6本ほどの早咲きの「河津桜」のエリアがある。この桜はバラ科サクラ属で「オオシマザクラ」と「カンヒザクラ」の自然交雑から生まれた日本原産のサクラである。相模原に「河津桜」が咲く所は少ないが開花の目安となる標準木的存在である。開花確認に訪れると、すべての木全体がピンク色を帯び蕾も生長し大きく膨らんでいる。昨年この時期3分咲きとなっていたが今年は雪やみぞれがふり寒いため昨年より開花が一週間ほど遅れているようである。それでも今日は寒さにめげず一本には数十輪ほど可愛らしい濃いピンクの花びらを広げ始めていた。来週後半には1~2分咲きになっていると思われる。河津桜の可憐な花姿を見るとコロナ禍のうっとおしさを忘れさせてくれる。(2202)
 
 
 
 
 
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一遍上人ゆかりの「当麻山無量光寺」は今「梅」と「椿」で!!

2022-02-20 09:48:32 | 寺院
相模原市南区当麻に「時宗」の旧本山であり古くは「当麻道場」として11ケ寺の末寺を擁していた一遍上人ゆかりの寺院「当麻山無量光寺」は鎮座している。創建は弘長元年(1261)。本尊は一遍上人。紅葉が一際美しい当寺はこの時季必ず訪れる寺院の一つである。重厚な「外門」より続く100m超えの石畳の参道、中間に構えられた「山門」より入山すると深い木立に包まれた旧本山らしい広大な寺域が広がる。「一遍上人像」、の隣りに宝造りの「本堂」がある。境内には「鐘楼」、「経堂」、「東権現」の建造物、「芭蕉の石碑」、「徳本念仏塔」、「歴代廟所」、「御影の池」、「御髪塚」、「笈退の泉」、「金光院の跡」がある。本堂裏にも庭園と池があり秋の紅葉は特別美しいが、今は「椿」と「梅」が境内を彩っている。(2202)
 
 
 
 
 
 
 
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