津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

宇土細川藩を調べるぞ

2005-03-30 10:31:06 | 歴史
「綿考輯録」の忠興、忠利、光尚に関する膨大な記述の中から、宇土藩立藩当時の
経緯を抜粋し、また井門家文書の御三代記や宗中覚書を紹介する事を思いたった。
三斎の立允(宇土細川家初代)をして八代に支藩を立てる思惑は、立允の死をもっ
て崩れ去るが、又三斎の死後の三斎附の侍の離国や、松井興長の八代入り、その
結果としての宇土支藩の立藩など、改めて考えると興味が尽きない。
しばらくは資料収集に時間を費やすことになるが、頑張ってみようと思う。
コメント (9)
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小さうても侍じゃ・・・

2005-03-05 01:03:12 | 歴史
 「先代萩」という歌舞伎の中の政岡のセリフの中の言葉だけれど・・・
昭和19年私は、父と祖父母の三人を、病で亡くして熊本に帰った。母の苦労が
始まったのだが、どうやらぐれもせずに成人を迎えられたのは、同居していた母
方の祖母の存在があった。貧しい生活だったけれど、幼子の私に対しての「侍の
子だ」という言葉が私を育てたように思う。新渡戸稲造は、宗教教育のない日本
の道徳教育は「まさに武士道による」として世界的名著「武士道」を書いたと伝
えられる。教育界に於て現在「道徳」をどう教えているのか、詳細を知らない。
余りにも悲惨な最近の若年者の事件を見るにつけ、いまこそ「武士道」教育が必
要だと思うのは私一人だろうか。恥ずべきこととは何か・・名誉とは何か・・
「侍の子」という言葉は、他人との差別ではなく、「人生を恥じることがないよ
う生きよ」と祖母は私に教えたのだと思う。が・・・・・・・・・
最近は恥じばかりの人生で、祖母の教えに恥じるばかりである。
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