goo blogの事務局から「アフィリエイト、商用利用、公序良俗等の規約違反により、又は、法令上規定されにより現在、1件の記事を公開停止させていただいております。」という連絡が届いた。
【理由1】知的財産権(著作権・商標権等)、名誉、プライバシー等の権利侵害 とある。
「えっ何事??」と思い、その「1件」が下の記事なのだが・・・「これの事か?」とすぐさま理解できた。
これは7年前(2012-11-08)に書いた 「伊丹三樹彦 vs 荒井(松任谷)由美」という記事だ。
指摘を受けた記事は訂正するのもしゃくだからUPしないことにしようかとも思うが、こういう記事も「知的財産権(著作権・商標権等)、名誉、プライバシー等の権利侵害」にあたるということである。
下の記事がその時のコピーだが、******* 部分に一番・二番の歌詞をご紹介したのだ。
一番の歌詞の5行目の「ソーダ水の中を 貨物船がとおる」という部分を強調したかったからに他ならない。
これがアウトになったようだ。私にはまったく悪意はなく、ただただお二人の才能に対し敬意を表したつもりなのだが・・・・
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「伊丹三樹彦 vs 荒井(松任谷)由美」 2012-11-08
最近、伊丹三樹彦の句集「神戸・長崎・欧羅巴」を手に入れて読んでいる。
句調は現代句とでもいうのだろうか、私にはちょっとついていけないものがあるが、この句集の題が示すようになかなかお洒落である。
そんな中に次のような句を見つけた。
シェーカー振る 角瓶越しにタンカー浮き (神戸編・煉瓦煙突から)
これを読んだとたん、荒井由美の「海を見ていた午後」を思い出した。
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ソーダ水の中を 貨物船がとおる
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松任谷(荒井)由美がこの舞台となったレストラン「ドルフィン」を訪ね、作詞に至った状況をTVで話しているのを見たことがあるが、まさにカウンター(テーブル?)の上に置かれたソーダー水に、後ろの窓越しに遠く貨物船が通っていくのが映り込んだのだ。すごい観察力とすぐに詩にまとめる素晴らしい能力に恐れ入って観たことをおぼえている。
神戸と横浜、バーとレストラン、夜と昼などの違いはあるが、二人の感性は見事にその風景を切り取り表現している。
まさに天才のなせる業であろう。(70爺にもお二人を天才と思うだけの感性は持ち合わせている)
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