K氏から「06年版ベスト・エッセイ集 カマキリの雪予想」をお贈りいただいた。氏はサラリーマンエッセイストだが、昨年も「警視総監賞」が05年版に掲載されており、二年連続の快挙である。今年は「昆布干しの夏」が掲載された。この作品はすでに「第十回小諸・藤村文学賞」を受賞している。平成十六年の事である。氏の出身地、北海道様似の海岸に展開する、昆布の収穫についての人々の豊かな表情や暖かい触れ合いが、氏のユーモアあふれる筆致で紹介されている。掲載されている方々を見ると、錚々たる人たちでこのエッセイ集への掲載が、いかに困難であるかが伺われる。氏とのご縁は、氏が肥後藩士米良市右衛門(赤穂浪士堀部弥兵衛切腹の介錯役)のご子孫という事に始まる。わがサイトでも「コーヒーブレイクエッセイ」としてご紹介しているが、ぜひ掲載本でお読みいただくことをお勧めする。(ちなみにK氏のお名前は、わがサイトではバレバレであるが、ここではあえて伏せておいた) http://www.kitanihon-oil.co.jp/essay/tuguo01.htm
熊本を愛してやまない「大江戸バッテン人」岡崎弘明氏のサイト「21世紀の幻視者」にリンクさせていただいた。「熊本に長年住み、就職や進学その他の理由で熊本を離れて上京してもなお、熊本が大好きで、異様に熊本にこだわる人達」を「大江戸バッテン人」と云うのだそうな。一連のエッセイは、このような異常な郷土愛があるのかと、頬の筋肉が緩むのみである。 http://www.linkclub.or.jp/~yes/no/21C.html
奇しくも北と南、北海道様似と熊本の豊かな方言を駆使した二つのエッセイを、偶然同じ日にご紹介できるのを幸せに思う。
熊本を愛してやまない「大江戸バッテン人」岡崎弘明氏のサイト「21世紀の幻視者」にリンクさせていただいた。「熊本に長年住み、就職や進学その他の理由で熊本を離れて上京してもなお、熊本が大好きで、異様に熊本にこだわる人達」を「大江戸バッテン人」と云うのだそうな。一連のエッセイは、このような異常な郷土愛があるのかと、頬の筋肉が緩むのみである。 http://www.linkclub.or.jp/~yes/no/21C.html
奇しくも北と南、北海道様似と熊本の豊かな方言を駆使した二つのエッセイを、偶然同じ日にご紹介できるのを幸せに思う。