「細川小倉藩年表稿」を作ろうと思い立ち、蔵書を確認しながら「凡例」を作るための作業を始めた。
貴重な「論考」についてはまだチェックに至っていない。
「参考」はまさに参考とする図書であり、引用に当たってはその記事の出拠を確かめたうえで記載したいと思う。
「図録」などは熊本以外で開催された展覧会の物のものでも手に入れていて、年表が付されているものもあり、これは有難い。
問題はやはり凡例の中の「福」で、福岡県史料・近世史料‐細川小倉藩の三巻を再度読み直さなければならない。
何とも残念なのが、三斎公時代の中津の記録が欠落していることである。
まずはこんな按配で、10年を目標にでまとめ上げたいなと考えている。
10年というのは、新・細川家侍帳の改訂作業がコロナのせいでストップしているからこれと並行してやらねばならないからである。長生きせねばならぬ。
参考になるような図書などありましたらご教示下さいませ。
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凡例
「綿」綿考輯録(刊本・出水叢書
「藩」藩譜採要(古文書・写本)
「延」木下延俊慶長十八年日次記(刊本・新人物往来社発行「木下延俊慶長日記」による)
「永」永源師壇紀年録(刊本・阿波郷土会発行「永源師壇紀年録并付録」
「福」福岡県史料・近世史料‐細川小倉藩(刊本・
「大」大日本近世史料・細川家史料(刊本・東京大学史料編纂所 全23巻)
「藤」藤孝事記(刊本・藤孝事記 古典文庫564)
「宇」平成宇土・細川家家譜(刊本・光永文熙 自家版)
「松」八代市史, 近世史料編 8‐松井家先祖由来附 (刊本・八代古文書の会編)
「肥」肥後国誌
「先」肥後先哲遺蹟
「文」肥後文献叢書
「諸」諸家先祖附
論考 未
参考
・ 松井家文書目録 WEB資料(八代未来の森ミュージアム)
・ 松井文庫所蔵古文書調査報告書・該当巻
・戸田敏夫著 戦国細川一族‐細川忠興と長岡与五郎 新人物往来社
・山本博文著 江戸城の宮廷政治‐熊本藩細川忠興・忠利父子の往復書状‐ 読売新聞社
・細川護貞著 細川幽齋 求龍堂
・矢部誠一郎著 細川三斎・茶の湯の世界 淡交社
・稲葉継陽著 細川忠利 吉川弘文館
・林 千寿著 家老の忠義 吉川弘文館
・中垣良朗著 有吉将監 浄見寺
・ 大友の末葉・清田一族 私家版
・氏家弘隆編 氏家家永代記録 私家版
・(公財)永青文庫・熊本大学永青文庫研究センター編 永青文庫の古文書₋光秀・葡萄酒・熊本城
・高田泰史編著 平成肥後国誌 私家版
図録
・細川家名宝展 昭和44年10月 於・宝塚ギャラリー 発行・日本経済新聞社
・戦国武将のロマンと分か展 昭和52年10月
・愛と信仰に生きた 細川ガラシヤ展 昭和58年秋 於・大阪 発行・毎日新聞社
・細川歴代の美 昭和61年5月 於・熊本県立美術館 発行・同左
・松井家三代₋文武に生きた人々 平成7年2月 於・八代未来の森ミュージアム 発行・同左
・衛星文庫細川家の歴史と名宝 平成20年4月 於・熊本県立美術館 発行・同左
・加藤清正と本妙寺の至宝展 平成22年9月 於・鶴屋百貨店 発行・熊本情報文化センター
・没後400年・細川幽齋展 平成22年10月 於・熊本県立美術館 発行・同左
・肥後松井家の名品 平成23年10月 於・茶道資料館 発行・同左
・細川ガラシャ 平成30年8月 於・熊本県立美術館 発行・同左
・細川家の至宝
・ザ・家老 松井康之と興長 細川家を支え続けた忠義 平成30年10月
於・八代未来の森ミュージアム 発行・同左
古文書(個人蔵コピー資料)
・細川忠雄譜(内膳家)
・沼田家記
・その他