これは「利休七哲」所収、左方郁子氏の短編小説であるが、別に
古田織部・落梅記 黒部亨
瀬田掃部・仲冬の月 澤田ふじ子
蒲生氏郷・数寄者大名 邦光史郎
芝山監物・こぼれ咲き 百瀬明治
高山右近、牧村兵部 余情残心 加来耕三
荒木村重・道糞流伝 神坂次郎 など
利休七哲の各人を主人公として、七人の作家により著作編集されたものである。
左方郁子なる方の詳しいことは存じ上げないが、忠隆の生涯はこのようなもので
あったのだろうと納得させられる佳作で有る。
読者を納得させるという力量が、プロの物書きたる所以であろうが、左方氏の力
量は万人が納得する処だろう。他の作品も各々面白い。
「小説は読まない」等と言った矢先の読書・・いい本に巡り合った。
古田織部・落梅記 黒部亨
瀬田掃部・仲冬の月 澤田ふじ子
蒲生氏郷・数寄者大名 邦光史郎
芝山監物・こぼれ咲き 百瀬明治
高山右近、牧村兵部 余情残心 加来耕三
荒木村重・道糞流伝 神坂次郎 など
利休七哲の各人を主人公として、七人の作家により著作編集されたものである。
左方郁子なる方の詳しいことは存じ上げないが、忠隆の生涯はこのようなもので
あったのだろうと納得させられる佳作で有る。
読者を納得させるという力量が、プロの物書きたる所以であろうが、左方氏の力
量は万人が納得する処だろう。他の作品も各々面白い。
「小説は読まない」等と言った矢先の読書・・いい本に巡り合った。