津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■貸し切り散歩道

2020-03-31 13:26:36 | 熊本

             

        午前十時半ころのいつもの散歩道です。タイミングを図ったわけではありませんが、まったく人出がありません。何とも淋しい風景です。

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■横井小楠書簡 二通

2020-03-31 10:20:09 | オークション

   c29和本 肉筆書状2通 横井小楠 幕末維新関係 熊本福井 志士 松平春嶽古書古文書

上の文書二件に関する8点の写真が公開されているが、一件の文書には最末尾には横井平四郎の署名が見える。
「従四位下侍従宣下之年 閏四月廿ニ日」とあるから、明治元年に記されたものであり、死の9ヶ月前のものである。
あと五日、随分高くなりそうな予感がする。私は最初から撤退・・・

   

                                     

                                                      
                              

                  

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■細川小倉藩(190)寛永四年・日帳(正月九日)

2020-03-31 06:56:22 | 細川小倉藩

               (寛永四年正月)九日

         |              
         |   九日  矢野少右衛門
         |
能衣装      |一、御能衣装之儀ニ付、長舟十右衛門所ゟ被申越候、此方ゟ御持せ可被成と 御諚ニ付、其段十右衛
         |             (衛則ヵ)
         |  門所へ之返事相調候而、谷主膳殿中津へ御越候ニ、言伝遣申候事、
武具奉行三上宗於 |一、三上宗於、夜前四つ時分ニ、火相果由、安場仁左衛門被申来候事、
歿        |
扶持人塗師ノ仕事 |一、御ふち人ノ御ぬし左兵衛御仕事之奉行ニ、中川四左衛門、横目ニハ大槻仁右衛門、此両人申付候
奉行幷横目    |  事、
         |   (忠昌)
松平忠昌ノ唐人  |一、松平伊与様ノ唐人大官ニ、銀子弐枚被遣候事、
         |                 (辰珍)                                  (有吉英貴)
江戸大廻リノ船ニ |一、江戸大廻りノ舟ニ被遣候石、津川四郎右衛門尉殿目きヽ被 仰付候て、御路次ノ石、幷頼母佐
積ム路次ノ石ヲ包 |                    ニ  
装セシム     |  殿ニ有之石、御鉄炮ノ小頭彦兵衛を奉行付ヶ候て、つゝませ候也、
         |
中津へ返弁ノ米廻 |一、中津へ御返弁之御米、御郡/\へ割符仕候て申触、則積廻シ、中津へ払可申通申渡候て、御手舟
漕ニ御手舟ヲ浦々 |  を御郡々浦々まわし申候也、
へ廻ス      |
三斎ヨリ借用米  |一、三斎様ゟ 殿様被成御借用候御米は、可被成御返弁候、御家中御侍衆ゟ取立被 仰付候て、御返
家中ノ日損米ハ返 |  弁ノ分は、日やけニ付而、侍衆ゟ不納候米は、 殿様ゟ御返弁ハ被成間敷旨、野田小左衛門を中
弁不能ノ断リ   |  津へ被遣、小左衛門右之通をよく可申届旨、 御意にて、明日小左衛門中津へ被遣候事、
         |               (国東郡)
大風ニ刎米ノ済シ |一、寛永弐年十二月十三日大風ニ、高田浦惣二郎と申者ノ舟ニ御米をつミ、小倉へ廻候時、荷物を
様        |  
         |  はね申候、就夫、此段済様之事、
 捨リ米幷蔵入  |  一、御米三拾五石九升六合つミ申候内、拾九石三斗七升四合捨り申候、〆拾五石七斗弐升弐合御蔵
         |    入
 捨リ大豆    |  一、大豆拾壱石五斗八升つミ申候内、六石弐斗四升ハ捨り、〆五石三斗四升御蔵入、
 捨リ小豆    |  一、小豆弐石弐斗ハ積高、不残捨り、
 捨リ胡麻    |  一、壱俵ハ胡麻捨り、
 刎米ノ子細   |    右ノ舟上乗ニ、芝原村之百姓久二郎と申者参候、右ノ舟荷物捨り申候子細ハ、梶をおらㇾ申ニ
 舵ヲ折損ズ   |    付、荷物すて申候、其日ハ大風ニて候間、左様ニも可有之、又かやうの時ハ、一ノ湊にて所之
ソノ後ノ処置   |                      (形)
         |    物ニ改させ、残荷物を書付、改人ニ判刑をさせ申ものにて候、是ハ上乗り無之時野儀候、然共、
         |                 (下毛郡)
         |    彼惣二郎今津浦へこぎよせ、今津ノ庄やニ改させ、書物ニ判形をさせ持参候、然上ハ、俵物捨
         |    り申儀不審無之候事、
船手惣奉行ノ吟味 |  右通、白井兵介・鏡善右衛門吟味被仕候処ニ、第一ハ御百姓、又ハふかしからさる儀、其上此跡
借米トス     |  もか様之儀候つれ共、被成御免ためしも有之ニ付、各相談之上を以、御損米ニ申付候事、
         |   (国東郡)
捨リ大豆     |一、同竹田津弥右衛門舟ニ、大豆三拾八石五斗つミ申候内、弐拾九石弐斗五升捨り申候、九石八斗五
         |  升御蔵入、是も右同前ニ相究候事、
         |  (国遠)
薬種袋等請取   |一、道倫ゟ預り申薬種袋三つ・れいやうかく壱本取ニ参候ニ付、使助と申仁ニ相渡候事、
令羊角      |                                慥ニ請取申候、
         |                                   道倫内
         |                                     助(花押)
         |正月九日
         |一、湯浅五郎兵衛御供被仕ニ付、人足一人可被相渡由、金子・中神所へ申遣候事、
         |同日                                           余田
三官中津供    |一、三官俄ニ御供之由申候条、御長柄衆ノ内一人可被相渡由、〇左太右衛門夫ニ申わたし候事、
         |                               〃〃〃
         |同日
ニ官中津供    |一、二官御供申ニ付、御馬ニのせ被遣儀ニて候哉、御馬や衆へ可被相尋由、右同人へ申渡候事、
         |      〃
中津領走百姓之目 |一、中津御領分之走百性之目録、 御前へ上ヶ候事、
録        |

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■忘れていたヤフオク・・落札

2020-03-30 10:56:21 | オークション

 4・5日前に入札したものが落札していたとのメールが入っていた。
史籍集覧の「菊池伝記」二冊である。「細川侯爵家配置図」落札の為に集中していたから、すっかり忘れていた。
忘れるくらいのものの方が、簡単に手に入れられるようだ。

             

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■春の風景「楓」

2020-03-30 09:25:49 | 徒然

 昨年12月末に散歩の途中で楓の種子を見つけて持ち帰り、鉢に撒いてみました。

                      ■種まき爺

                      ■季節の写真「師走の紅葉」

御覧のようにたくさんの芽が出てきました。さて今後どうしたものかと思案中ですが、ある程度大きくなってから、ひそかに元の場所の植え込みにでも植えることにしましょうか?

                                                                                          

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■原文に触れる「志方半兵衛言上之覚」(23)

2020-03-30 08:17:07 | 史料

                 

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■昭和九年・細川侯爵邸の配置図

2020-03-30 06:30:12 | 建築

          
          

          
                                        肥後細川公園

 昭和9年の書き込みがある細川侯爵邸の配置図である。17葉の設計図面があるようだが、これがヤフオクに出品されていた。
この一式の図面は昭和11年に竣工して現在は「和敬塾本館」として有名な、旧・細川侯爵邸の建物である。
私は小石川区高田老松町76番地で生まれたが、上の配置図がまさにこれに当る。それ故何とか手に入れたいという想いが通じて、昨晩無事に落札することができた。
左下に数軒の家が並んでいるが、ここが職員宿舎だと思われ、多分そのうちの一軒が私の生家ということになる。
下方に池と建物が見えるが、現在の「肥後細川公園(旧・新江戸川公園)」(下の図)である。
つまりわが生家は、現在は同公園前(西側)にできた新しい道を挟んで反対側に当たる。
配置図の中段右寄りに事務所とあるのが当時の家政所と思われ、祖父が大正四年から昭和十九年までの約30年弱勤務していたところである。
これが現在の「永青文庫」の建物であろうと思われるが、建物の向きが違うようにも思える?

思いがけずのこのような図面に出会い、定かではないが自分の生まれた場所を知ることができた。
私の姉は池に落ちたというが、まさにこの広い池がそうであろうし、一枚の図面がいろいろなことを思い出させてくれる。
建築設計を生業としてきた私にとっては、此の設計図は興味深い史料でありお宝である。到着するのが待ち遠しい。

追記 11:36記
T様からメールをいただき、昭和14年から伯母様が侯爵家に奉職されていたそうで、そのお話に「現在の建物は元の家政所で、終戦後に1年かかって現在地まで引っ張ってきた」ということであった。

若干位置が違うようだし、又建物も回転しているように思えたが、上記のご連絡で氷解した。ご連絡に御礼申し上げる。

コメント (1)
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■晴天為れど閑散・・・

2020-03-29 11:25:22 | 熊本

図書館は閉館中だが、良い天気なので借りっぱなしの本を返却ポストに入れようと出かける。
何処も桜が見ごろなのだが、人出はほとんどない。図書館から江津湖の遊歩道に出て、心地よい風に身をまかす。
帰りはほとんどだらだらの上り坂、ときどき自転車をおりて桜見物をしながらの帰宅となった。


例年だと交通規制される自衛隊(右手)前の通り、散歩の方がパラパラ・・・

           

           健軍神社を正面に見る通称・八丁馬場、人影は掃除をされている方(健軍神社の関係者か)お一人のみ

                        
                       
                        八丁馬場と東バイパスの交差点にある加藤清正公の銅像。この写真を撮るには大変苦労する。
                        正面左からとるのが一番良いアングルなのだが、背景にものすごい量の電線が写り込む。
                        やむなく右手から撮影したが、清正公の顔に光が足らない。プロならどういう時間にどういうアングルで
                        撮影されるのだろうか?

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■再々々「手木之者」

2020-03-29 06:40:45 | 歴史

 再々「手木之者」にコメントをいただき、貴重な資料をご紹介いただいた。

     ■熊本県立図書館 3階 C205/ネ/05
        『年報 熊本近世史 平成17年度』
         2 熊本藩の足軽・武家奉公人「草取」「立木登」「御手木の者
         蓑田勝彦

     ■PDFでダウンロード可能
        『加賀藩手木足軽と氷室に関する覚え書き - 北陸大学

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■細川小倉藩(189)寛永四年・日帳(正月七・八日)

2020-03-29 06:36:51 | 細川小倉藩

               (寛永四年正月)七・八日

         |        (国遠)       
         |   七日  道倫
         |       
間太郎兵衛渡唐買 |一、寛永弐年ニ間太郎兵衛渡唐仕候時、御銀拾貫目御買物之ためニ被遣候を、請取切手仕置候を、其
物銀請取切手   |  算用野田小左衛門被存ニ付、則小左衛門方へ、右ノ請取切手相渡候事、
         |

         |        (米田是友)       
         |   八日  甚左衛門
         |
         |(追記)
         |「かたわものニ候ヘハ、被 召上候ても不入儀候間、似合ノ者ニ被取合、所ニ有付加被置候、以上」
         |    盗人
赤村百姓小三郎誓 |一、赤村太兵衛女房之儀、片手なへ申かたわものニ而、役ニ立不申候、少も紛無御座候、若偽申上
紙案       | (田川郡)  
         |  を、以来被聞召候ハヽ、如何様ニも曲事可被仰付候、為堅書物如件仕上申候、以上
         |                              〃〃
         |                                     赤村之
         |   寛永三年十二月廿七日                          小三郎
         |                 赤忠左衛門殿判
         |   浅山清右衛門殿 林與兵衛殿
         |   田中與左衛門殿 釘本半左衛門殿
         |
出家衆年賀    |一、今朝御出家衆御礼御座候事、
         |  (蟹喰)
蟹喰町ノ門徒僧剃 |一、かにはミのごもんと坊主かミをそり不申、御礼ニ罷出候ニ付、御前をそこなひ、御国を被成御
髪セズ年賀ニ出仕 |  払候事、
シ追放サル    |
能興行      |一、昼ゟ 御能御座候事、
         |             (忠有)
彦山座主米ノ出入 |一、式ア少輔殿被仰候ハ、彦山僧正御房之御米百石、後室ゟ御上ヶ候、又刑ア卿殿ゟ百石弐百石御上
知行方奉行へ貸付 |  ヶ候を、弐百石共ニ刑ア卿殿知行所に而押申ニ付、迷惑仕由候間、右二後室加藤新兵衛・栗野伝
分        |  介ニ借シ付被置候分を、急度取立候而可相済、刑ア卿殿分ハ、百石迄を取候而請取候而、知行之
         |                                      〃〃〃
         |  口を明か申由ニ候、何角候而、新兵衛・伝介預り米埒明不申候ハヽ、可申上旨被 仰聞候付、則
         |  伝助二申渡候処ニ、可相済申候事、
蟹喰ノ門徒ノ弟子 |一、かにはミゟの一向坊主、弟子有之をいかゝ可仕哉と、吉田少右衛門被相尋候間、弟子ニ御かまい
ノ処分      |  被成儀ニ而ハ有之間敷候、親/\ニ返シ可被申旨、申渡候事、
         |

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■志方半兵衛言上之覚 16(原文22分)

2020-03-28 16:33:23 | 史料

22         立允様歩之御小姓衆、又永屋安左衛門を十二月八日ニ先前
          見せニ被遣候処ニ、城之内ニ昇を立居申候と見及参候
          ニ付、同九日御取詰可被成と儀定御究之儀候処ニ、
          八日之夜有吉頼母所より 越中様之御使番と
          歩之御小姓両人差越、 上使衆之為御意申上候、
          かうつらを責申、日限可被仰出間、其内ハかうつらへ
          御取詰被成間敷候、少もたまし申にて無御座候、頼母
          せいもんの写しを申上候と、右之使せいもんまてたて、
          友田源右衛門を以申上候ニ付、九日ニ不被成御取詰候処ニ、
          九日之巳の刻城下より舟にてのき申、残多儀
          と 立允様も被為思召候、下々も其分ニ奉存候、
          殿様御残念被為思召之旨、乍恐御尤至極ニ奉存候事、
        一、物之約束不仕物之由被 仰下候ハ 上使衆指図ニ而
          有吉・志水所より待候へと申来候へ共、さきへ参候而可然
          時ハ可参儀ニ候、先ニ人数おし出シ候へと申来候共、
          わるさうなる時は参間敷候、か様ニ心得候上ハ約束不
          仕物と被 仰下候所、能々合点可参由、御諚之通り   
         (最前被 仰下、又唯今も被 仰下旨奉得其意候事、)    部脱落、綿考輯録より補強

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■危うくクラスター

2020-03-28 13:12:28 | 徒然

 熊本でもついにクラスターが発生、3人の方のコロナ感染が発表された。
ホテルを併設する温浴施設である。8人目の人がここで感染、昨日は消毒に追われているとの報道があったての今日の発表である。
熊本での感染者が一気に11人に膨れた。温泉施設だからまだ増える可能性も考えられる。

奥方が所用で娘に電話をしたら、家族でこの施設に出かけるはずだったという。あぶなくクラスターになる処だった。
安全だと言い切れる場所は存在しない。まずは人出の多い場所への外出を控えなければならない。

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■http://chng.it/yBNFhJG97G

2020-03-28 06:22:17 | 些事奏論

 今朝は起き掛けにブログに記事を一つUPしたあと、国内のニュースを眺めていたら、昨晩3/27(金) 18:55に配信された
共同通信
のネット記事「首相に森友調査求めネット署名」という記事が目に入った。

 「学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当し2018年3月に自殺した財務省近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻は27日、
第三者委員会による調査の実施を求め、安倍晋三首相や麻生太郎財務相らを宛先とする電子署名を始めた。」
というものだ。        
                                                                     http://chng.it/yBNFhJG97G


 まさに真実を知りたいと願う爺は、即、電子署名を行った(61,000代)。未亡人の願いが叶うことを祈りたい。

 

      追記:3月29日18:25分 この記事を書いてから36時間程経ちましたが、10万人ほど増えていました。

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■細川小倉藩(188)寛永四年・日帳(正月五・六日)

2020-03-28 06:10:57 | 細川小倉藩

               (寛永四年正月)五日

         |       
         |   五日  矢野少右衛門尉
         |       
         |   (直寄)
諸方ヘノ書状   |一、堀丹後様へ四角成箱ニ 御書入たる壱つ、
         |         (親英)
         |一、小篠次太夫・松野織ア・町三右衛門へ之 御書箱壱つ、
         |          (秀成)
         |一、小野九右衛門・佐藤少三郎・石本三介へ之 御書箱壱つ、
         |一、戸田左門様へ之 御書箱壱つ、幷飯田才兵衛方ゟ寺嶋主水所へ之状壱つ、
         |  (島田直時)
         |一、嶋越前様へ 御書箱壱つ、幷寺嶋主水所へ式ア少殿ゟ之状壱つ、
         |  右之分牛嶋一郎右衛門ニ相渡、上せ申候事、
         |一、江戸・京・大阪へ、我々ゟ之状壱つ何も牛嶋ニ相渡候也、
         |                〃〃
         |                             (米田是次)(仁保慰英)
小浜光隆ヘノ数寄 |一、安田久兵衛、小浜民ア少様へ被進候御数寄や石うけ取切手、左兵衛・太兵衛ゟ被差下候を、大坂ノ
屋石請取切手   |  段ニ入置候事、
大坂ノ段     |
         |
役ニ付者ノ中津ヘ |一、中津へ年頭之御礼ニ、御侍衆参上被仕儀、頼母佐殿御登城候而、被仰候ハ、御用ニ被付候衆ハ各
年賀ノ可否    |  別之儀ニ候間、今度御能之時も参状不被仕候とてもくるしかるましきと存候、此段如何可有之哉
         |                 (松井興長)
忠利松井興長邸ニ |  と被仰候、我々申候ハ、 殿様、式ア少殿へ被成御座候条、式ア少殿へ被成御越、卒度被得
アリ       |                                (津川辰珍)
         |  御諚候か、又ハ式ア殿と被成御談合可然御座候哉と申候、則式ア殿四郎右衛門殿と被成御談合之
家老衆ノ段    |  由ニて、御用ニ被付候衆ハ、中津へ参状被仕儀無用之由、御状被下候、則御家老衆ノ段ニ入置        
         |  候也、

         |       
         |   六日  
         |
         |   (延俊)                                           (豊後速見郡)
         |一、木下右衛門様へ被進候 御文箱、明日ハ被為御隙入候間、今日 御書被遊候条、明日日出へ持せ
         |     (山岡書鑑)
         |  可遣旨、書閑奉りにて 御文箱請取置申候事、
         |   (一通)         (信通)
         |一、稲葉民ア少輔様、同彦四郎様ゟノ御状上ヶ申候処ニ、則 御返書出申を、御鉄炮衆次左衛門持
         |  遣候也、
稲葉父子ヘノ音信 |一、稲葉彦四郎様・稲葉民ア様ゟ御飛脚参候、則 御返書出申候を、歩ノ御小姓唐沢長介持参候、
物  寝巻・道服 |  彦四郎様へ御ねまき壱つ、御道服弐つ、民ア様へ御香炉箱ニ入壱つ、被進之候事、
・香炉      |
木下延俊使者   |一、木下右衛門様ゟ、薗二郎兵衛被参、今日何も参上被仕候事、
三斎付侍中年賀ニ |一、中津御侍中、為年頭之御礼、今日何も参上被仕候事、
来ル   小姓へ |   今度中津へ被成御座ニ付、御小性衆先与之内八人不足之由候間、各か与中ゟ八人、御供被仕候    
中津供ノ命    |   様ニ可被申付候、以上、
         |                                   (浅山)
         |     正月七日                         修理
         |                                   (田中氏次)
         |                                  兵庫
         |       生源寺市兵衛殿
         |       真下喜左衛門殿
         |       山田七左衛門殿
         |


 

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■熊本城宇土櫓、解体再建へ

2020-03-27 17:23:38 | 熊本

                      

 熊本地震からそろそろ4年になろうとする中、昨日、被災した熊本城の国重要文化財で、唯一木造で建造以来の姿を残す宇土櫓が、全て解体した上で復旧する方針が発表された。1927年以来の解体修理工事となる。

 熊本市によると、宇土櫓は地震による倒壊は免れたものの、基礎や柱の破損が地階と1階に集中して42カ所ある。柱の傾斜も各階で見られ、1階は東側に、4・5階は北側に傾き、全体が変形しているという。石垣も一部が変形しており、復旧方法を検討中だという。
このため櫓の解体着手時期は未定だそうだが。「全ての解体を見据えて進める方針」としている。
こちらは、完成を見ることができるだろうか、長生きをしなければならない。

 4月29日からは熊本城特別公開の第二段として見学通路が開通する。なんとかコロナ騒ぎにも終息の兆しを期待したいものだ。

 

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