伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

ユーミン「愛」の地理学

2006-08-29 23:14:21 | エッセイ
 松任谷由実の歌を題材にしたエッセイですね。
 歌の解説・解釈本かと思って読んだのですが、また形としては解釈の形の部分が多いのですが、その形を借りて著者が言いたいことを言ってるんだと、私は思いました。
 失恋を至福の時に作り替えるとかいうあたりの抽象論は、まあ、ユーミン解釈として納得できるんですが、それぞれの歌の解釈には、言い切りされても、そうかなあと思うことがしばしば。
 「国民的歌手」になってしまったユーミンには、10人いれば10人の読み方・ユーミン論があるのでしょうけど。


蔦きうい 河出書房新社 2006年8月30日発行
(この発行日って・・・明日・・・)
コメント
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