大組織で仕事中毒になって働くよりも小組織で短時間働いて利益を得ようと提唱するビジネス書。
著者はいろいろなことを言ってはいるのですが、この種のビジネス書にありがちなように抽象的スローガン的なものが大部分を占めています。
印象に残ったこととしては、著者が商品よりも人を重視する姿勢。自分しかできないこと以外は人に任せろ、そのためにも従業員の採用を重視しろという点。新規顧客の開拓よりも既存の顧客の情報収集と綿密なフォローアップで感動させようという点。
著者の言うとおりにすれば、著者が言うような週3日の労働で家族と過ごす時間や趣味の時間を十分取って利益を上げて暮らせるかどうかは疑問があります。
今時の視点からはそれほど珍しいことをいっているのではないのに「ゲリラ」と強調し続けるのも違和感があります。原書が書かれた10年前はまだ珍しかったのかもしれませんが。
原題:The Way of The Guerrilla
ジェイ・C・レビンソン 訳:大西純子
フォレスト出版 2006年7月29日発行 (原書は1997年)
著者はいろいろなことを言ってはいるのですが、この種のビジネス書にありがちなように抽象的スローガン的なものが大部分を占めています。
印象に残ったこととしては、著者が商品よりも人を重視する姿勢。自分しかできないこと以外は人に任せろ、そのためにも従業員の採用を重視しろという点。新規顧客の開拓よりも既存の顧客の情報収集と綿密なフォローアップで感動させようという点。
著者の言うとおりにすれば、著者が言うような週3日の労働で家族と過ごす時間や趣味の時間を十分取って利益を上げて暮らせるかどうかは疑問があります。
今時の視点からはそれほど珍しいことをいっているのではないのに「ゲリラ」と強調し続けるのも違和感があります。原書が書かれた10年前はまだ珍しかったのかもしれませんが。
原題:The Way of The Guerrilla
ジェイ・C・レビンソン 訳:大西純子
フォレスト出版 2006年7月29日発行 (原書は1997年)