ゴッホの解説本。
牧師の息子として生まれたお坊ちゃんでありながら学業も仕事も続かず絵も売れず貧しく暮らし弟の仕送りに頼って作画を続けた生涯、なぜか浮世絵で知る日本を理想化して憧れ続け南仏を日本と同視してユートピアを夢見たアルル時代、ゴーガンとの諍いと耳切事件、精神病院への入院などが紹介されています。
牧師の息子で伝道師になり損ねたことからくる教会へのアンビバレントな気持ちが、作品の中での教会の描き方にも反映しているようですね。そのあたりは初めて知りました。
ゴッホは黄色と青が印象的ですが、そのシンボルとしては私はアルル時代の「夜のカフェテラス」が気に入っています。独特のゴッホのうねりはないのですが。
圀府寺司 東京美術 2007年12月25日発行
牧師の息子として生まれたお坊ちゃんでありながら学業も仕事も続かず絵も売れず貧しく暮らし弟の仕送りに頼って作画を続けた生涯、なぜか浮世絵で知る日本を理想化して憧れ続け南仏を日本と同視してユートピアを夢見たアルル時代、ゴーガンとの諍いと耳切事件、精神病院への入院などが紹介されています。
牧師の息子で伝道師になり損ねたことからくる教会へのアンビバレントな気持ちが、作品の中での教会の描き方にも反映しているようですね。そのあたりは初めて知りました。
ゴッホは黄色と青が印象的ですが、そのシンボルとしては私はアルル時代の「夜のカフェテラス」が気に入っています。独特のゴッホのうねりはないのですが。
圀府寺司 東京美術 2007年12月25日発行