女性の性意識の変化をテーマにしつつ、どちらかといえばそれよりも1970年代以降のメディア、サブカルチャーの傾向を軽くレビューした本。
タイトルの疑問については、処女神話自体が日本では近年のもので底が浅い、80年代以降メディアでの性のタブーが減少した(MOREレポート、ananのsexシリーズ等)、バブル崩壊後女の商品価値が下がりセックスの価値も引きづられて下がった、出会い系ツールで垣根が下がったというようなあたりのことなんでしょうけど、回答としてははっきりしません。
メディアの流れは書かれているけど、論としてはあんまりスッキリしない感じ。著者が私とほぼ同い年なもので、著者のメディア経験は同時代史的にはよくわかるのですが。
高崎真規子 NHK出版生活人新書 2008年1月10日発行
タイトルの疑問については、処女神話自体が日本では近年のもので底が浅い、80年代以降メディアでの性のタブーが減少した(MOREレポート、ananのsexシリーズ等)、バブル崩壊後女の商品価値が下がりセックスの価値も引きづられて下がった、出会い系ツールで垣根が下がったというようなあたりのことなんでしょうけど、回答としてははっきりしません。
メディアの流れは書かれているけど、論としてはあんまりスッキリしない感じ。著者が私とほぼ同い年なもので、著者のメディア経験は同時代史的にはよくわかるのですが。
高崎真規子 NHK出版生活人新書 2008年1月10日発行