鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

=天理教と聖書の奥義=25  ~「名」に帯電する「いのち」は超大量~

2023年06月29日 | 天理教と聖書の奥義

 

 

「ヨハネの福音書」の17章には、従来の読み方では 「?」となる言葉が記されています~。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「わたしは、彼らといっしょにいたとき、あなたがわたしに下さっている御名のなかに、
彼らを保ち、また守りました」
   (ヨハネの福音書、17章12節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
~これも、御子の名に帯電している「いのち波動」を認識してはじめてわかる聖句です。
 
 
+++
 
 
「御子が着ていた名、イエス・キリスト」には、「いのち波動」が帯電していた、と解すると、それの量は着物など比較にならないことがわかるでしょう。
 
着物は来たり脱いだりされますけど、御子に着せられた名は、常時、御子に付せられています。
 
 
のみならず、その名は、ほとんど御子の代替認知物にもなっています。
 
(代替認知物、とは、それが本体に代わって認知されるもの、という意味)
 
 
+++
 
その御子には、父なる創造主に直結した「いのち波動」が流れ込んでいます。
 
それに「いのちエネルギー」が帯電しているならば、その量は、他を圧して膨大なはずなのです。
 
 
 
@@@
 
 
この名に帯電している超大量な「いのち波動」の中に弟子たちを保つとどうなるか。
 
そこから放射されている大量な「いのち波動エネルギー」が、悪魔の支配下にある、この「世」の波動を、強烈にはねのけるでしょう。
 
 
だから、「御名のなかに保たれたら、弟子は完璧に守られる」はず、となるのです。
 
 
(続きます)
 
 
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=天理教と聖書の奥義=24  ~「イエスの名」の力~

2023年06月23日 | 天理教と聖書の奥義

 

 

聖書解読の難問の一つに「イエスの名の力の実体は何か」があります。
 
この問題にも量子物理学を援用すると、踏み込むことができます。
 
+++
 
まず、とにかく聖句を見ましょう。
詳細に考えるために、長いけど、そのまま引用します~。
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ペテロとヨハネは午後3時の祈りの時間に宮に上っていった。
すると、生まれつき足のきかない男が運ばれてきた。
この男は、宮に入る人たちからの施しを求めるために毎日、
『美しの門』という名の宮の門に、置いてもらっていた。
彼はペテロとヨハネが宮に入ろうとするのを見て、施しを求めた。
 
ペテロは、ヨハネと共にその男を見つめて『私たちを見なさい』といった。
男は何かもらえると思って、二人に目を注いだ。
 
すると、ペテロは『金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。
ナザレのイエス・キリストの名によって歩きなさい。』といって、彼の右手を
とって立たせた。すると、たちまち、彼の足とくるぶしが強くなり、躍り上がって
まっすぐに立ち、歩き出した。
そして歩いたり、はねたりしながら、創造神を賛美しつつ、二人と一緒に、
宮に入っていった」
 
                    (使徒行伝、3章1-8節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
  ~この聖句を読んで、
 「イエスを信じる者には“イエスの名” でこのペテロのような力が現れるはず」
   ~と考えるクリスチャンは少なくありません。
 
 日本だけでなく、世界にもそう漠然と考えている人が、筆者の知る限りでは多いです。
 
でも、やってみると現れない。
そこで「自分は信仰が足りないのかなぁ」と自信なく思ったりします。
 
「信仰が足りない!」といって、信徒を叱る牧師さんもいます。
 
 
@@@
 
 
 
「イエスの名の力」は単純な問題ではありません。
 
   まず、次のように考えられるでしょう。
 
 
<「なが血」の女とイエスの着物>
 
前述した「なが血」の女の記録を思い出しましょう。
彼女は、イエスの着ていた着物に触れて即座に癒やされました。
 
イエスの着物には、父なる創造神からの「いのち波動」が帯電していたから、と筆者は説明しました。
そしてそのいのち波動彼女に流れ込むことによって、「なが血」はたちどころに癒やされたのだ、と解読しました。
 
 
@@@
 
<名も波動体>
 
名は信号ですが、これも着物と同じように波動を発信する波動体です。
 
そこで「なが血の女」が触れた着物と同じように、「御子が着ていたイエスの名」にも「いのち波動(エネルギー)」は帯電していた、と考えられます。
 
そしてその「いのち波動」が、ペテロの手を通して足萎えの男の右手に流れ、男の足は完全化された。
 
~そう解せられるのです。
 
 
 
+++
 
ただし、「名」については、「着物」よりも解読がややこしいところがあります。
 
着物は、物(もの)でして、一般の人々が着ている着物と、イエスが来ているものとの識別は容易です。
だが、名は信号ですから、そのあたりの明確な区分は、必ずしも容易ではないです。
 
+++
 
名というのは、元来、複数の人間にも付せられているものです。
イエスという名もそうであって、それは、イスラエルの多くの若者にも、付けられていました。
 
この状況では、イエスという名は「一般的なイエスの名」です。
 
そういう一般的なイエスの名に「いのち波動」が帯電することは、ないでしょう。
もしあるなら、世界中のイエスさんはみな超能力者になってしまいます。
 
+++
 
<御子だけに着せられた名>
 
「いのちエネルギー」が帯電するのは、「御子だけに着せられた固有の名に」でしょう。
それが故にペテロも「ナザレのイエス・キリストの名によって」と限定的に言ったのでしょう。
 
「ナザレのイエス・キリスト」という名には強烈な「いのち波動」が帯電していたのです。
そしてそれがこの足萎えの男に流入した、のです。
 
 
@@@
 
 
このあたりは詳細であることが必要ですので、聖書に出てくる「ナザレのイエス」という語についても考えておきましょう。
 
この語句を見て、これが御子イエスを特定しているような印象を持つクリスチャンが多いです。
 
 
+++
 
だが、そうではない。
 
ナザレにも、複数のイエスがいたはずです。
「ナザレのイエス」では、そういうイエス「たち」を指すことになります。
 
これでは、父なる創造主のひとり子に着せられた名に限定されていません。
 
それもあって、ペテロは(上記聖句で)「ナザレのイエス・キリスト」と長く言っているのではないでしょうか。
 
+++
 
<キリストは「救い主」>
 
ちなみにキリストは「救い主」という一般的な名称です。
これを「イエス」に付して、「イエス・キリスト」というと、その意味は大きく限定されます。
 
とはいえエルサレムには、「俺はキリスト」と自称するものもいたでしょう。
それを信じた人も多少ともいたのではないでしょうか。
 
だが、ガリラヤ湖沿岸の小さな田舎の村、ナザレにはそれはいなかった。
 
だから、「ナザレのイエス・キリスト」は、ひとり子の御子に着せられた限定的な名になっていた、と思われます。
 
 
(続きます)
 
 
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=天理教と聖書の奥義=23    ~パウロの手ぬぐいにも帯電~

2023年06月13日 | 天理教と聖書の奥義

 

「いのち波動」の帯電は、イエスの着物だけでなく、被造物である人間が身に付けているものに起きうるようです。
 
そう考えられる事態を、ルカは記録しています~。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「創造主はパウロの手によって驚くべき奇跡を行われた。
パウロの身につけている手ぬぐいや前掛けをはずして病人に当てると、
その病気は去り、悪霊は出て行った」
 
          (使徒行伝、19章11-12節)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
パウロは最初迫害者として弟子たちの群れの前に現れました。
 
そしてしるしを連発していた執事、ステパノを殺しました。
 
その後に、回心してイエスの言葉を霊の奥に深く抱きました。
 
その結果、その意識波動の周波数も、イエスに近いものになったでしょう。
 
 
+++
 
こうしてパウロはイエスに深く同一化しました。
 
彼はまるで、それまでクリスチャンたちに加えてきた迫害を取り戻そうとするかのように、
 
激しく、大車輪の働きをしました。
 
 
+++
 
すると、創造主からの「いのち波動」は、パウロにも流れ込み、かつ、彼の霊に充電されたと考えられます。
 
そして、そのいのち波動は、パウロが身に付けていたものにも帯電した、と解せられるのです。
 
 
(続きます)
 
 
 

 

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=天理教と聖書の奥義=22    ~創造主も量子論で認識~

2023年06月06日 | 天理教と聖書の奥義

 

<創造神は波動の創出者?>
 
 
量子論をもちいると、なんと創造神をも説明できるように思えます。
 
創造神は、「波動の創出者(発射源)」だとみることができるのです。
 
すると、~波動は万物の存在源ですから~創造神は文字通りの、万物の創造主という論理が得られます。
 
 
@@@
 
さらにその波動には種類がある~と筆者は解読しています。
 
+++
 
第一は、凝集すると「物質の粒子となる」波動です。
 
第二は、その結合体である物質を、「循環運動させる力を持った」波動です。
 
この後者が聖書でいう「いのち」に相当します。
だからそれは「いのち波動」といっていいでしょう。
 
+++
 
(余談ですが、前述したように、筆者は以前、「いのち」をエネルギーのような概念とみて、「いのちエネルギー」という言葉に置き換えて、聖句を説明しました。それは聖句のイメージ理解に役立ちました。
 
けれども、量子物理学は、波動が存在するものの源であると、明かしてくれました。
 
すると「いのちエネルギー」もまた「波動」ということになります。
だからそれは、もう「いのち波動」と言えばよくなります)
 
+++
 
 
話を戻します。
 
聖書は、その「いのち波動」にも二種類あるという思想だと解読できます。
 
一つは、時の流れの中で減衰し「消滅するいのち波動」です。
 
今ひとつは、永遠に減衰せず「消滅しないいのち波動」です。
これが聖書の「永遠のいのち」に相当します。
 
 
@@@
 
 
それだけでも聖書の論理構造の理解が、大きく進みますが、
今少し、イメージ体系を推し進めましょう。
 
創造神から発せられる「いのち波動」は、被造物にも蓄積しうる~といたします。
静電気が物質に帯電するように、一定量が蓄積されうる、と考えます。
 
たとえば、創造神イエスから発せられる「いのち波動」は、イエスの着ている衣服にも帯電する~と。
 
+++
 
すると、次の聖句も、物理的に説明がつくのではないでしょうか~。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「イエスがお出かけになると、群衆がみもとに押し迫ってきた。
 
ときに、12年の間、長血を煩っていた女がいた。
だれにも治してもらえなかったこの女は、いえすのうしろに近寄って、イエスの着物のふさに触った。
すると、たちどころに出血が止まった。
 
 イエスは、『わたしにさわったのは誰ですか』といわれた。
ペテロは『先生、こんなに大勢の人が、ひしめきあって押しているのです』といった。
 
しかし、イエスは、『だれかが、わたしにさわったのです。わたしから力が出ていくのを感じたのだから』
といわれた。
 
女は隠しきれないと知って、震えながら進み出て、御前にひれ伏し、すべての民の前で、イエスにさわったわけと、
たちどころにいやされた次第を話した。
 
そこでイエスは彼女に言われた。
『娘よ。あなたの信頼があなたを治したのです。安心していきなさい』
 
(ルカの福音書、8章42-48節)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
御子イエスは、父なる創造神から超多大な「いのち波動」を受け、被造物に放射します。
 
こうして強烈な癒しも行うのですが、その彼の受けている「いのち波動」は、
彼の着ている衣服にも、一定量帯電した、と解することができるのです。
 
「なが血」の女は、そのイエスの着物に触れた。
すると、そこに帯電していた「いのち波動」が彼女の身体に流れた。
 
人の身体に帯電している静電気が、他の物体に電流となって流れるように流れた。
 
かくして、彼女はいやされた。
 
    ~こういう理解が出来ると、この聖句も神話的でなくなるでしょう。
 
 
 
(続きます)

 

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=天理教と聖書の奥義=21  ~実在観察ベースの理論~

2023年06月04日 | 天理教と聖書の奥義

 

ここで少し学問的な考察をしてみます。
 
哲学で言うと、認識論的な考察です。
 
 
@@@
 
 
量子論は実験をしてみて、新たに発見できたことと照応させながら理論が構築されています。
 
+++
 
それまでの粒子(根源)論とは、その点で違います。
 
粒子論の思想は、ギリシャ哲学におけるアトム論に始まっています。
 
ギリシャ哲学者は、存在の根源を思弁し、二つの主張を展開しました。
 
 
 
@@@
 
一つは、イデア論です。
 
これは「われわれが存在すると五感認知するものは、精神ようなもの、人の心に生じるイデア(観念)のようなものから出来ている」という思想です。
 
もうひとつは、アトム論です。
 
これは「われわれが存在すると五感認知するものは、物質のつぶつぶのもの、すなわちアトム(原子)からできている」という思想です。
 
この思想が、近代の粒子根源論にまで発展してきました。
 
 
+++
 
 
ちなみにアトム(原子)が電子顕微鏡で五感観察できるようになったのは、1931年だそうです。
 
それで原子は、陽子と中性子と電子からなっている、という事態が、ようやっと五感(視覚)観察されるようになりました。
 
+++
 
それまでの「原子」は、ギリシャ哲学で考えられた「アトム論」を出発点とする理念ベースの仮説でした。
 
そういう思考の中に生じたアトム理念を科学者はいろいろとこねくり回してきていました。
 
 
+++++
 
量子論は違います。
 
この理論は、原子について発見・観察された実態情報を踏まえながら構築、展開されてきています。
 
それは従来、粒子と考えられていたものが、実は波動との二重存在である、という基本理念に立っています。
 
これは、実験(二重スリット実験など)で観察された知識です。
 
量子論は、古典物理学理論に比べると、はるかに豊かに実在に対応している理論、ということができます。
 
 
 
@@@
 
 
もちろん量子物理学の理論も、つまるところは絶対の真理ではなく、仮説です。
 
究極・絶対の真理は、万物を創造された創造神のみの知ることです。
 
+++
 
人間の認識能力には限界がありまして、量子論にもまだモヤモヤしたところが残っています。
 
その追求は永久に続くでしょう。
 
その意味でも、理論が100%実体と照応しているとはいえません。
 
100%なら、それは仮設でなく「真理」ですが、真理は全知の創造神だけが知る領域です。
 
量子論にはあくまでも「仮設」という性格はつきまといます。
 
 
 
@@@
 
だが一歩下がって、こうは言えそうです。
 
量子論は、従来の古典物理学の粒子論に比べれば、実体と呼応するところを多分に含めている、と。
 
「実体を描写する面が、圧倒的に大きい科学理論」~だと。
 
 
+++
 
 
そこで、筆者は、これまでとちがった論調で、聖書の論理を説明してみようと思います。
 
量子論が実在を記している、という観点をベースにして、実在の説明をはじめてみます。
 
+++
 
たとえば、「イエスが言葉を発すると、実在はそれに従う」という状況を描写した聖句は沢山あります。
 
筆者は、前著『誰もが聖書を読むために』新潮選書(第1章)にそれを列挙しました。
 
これらも量子論で説明することができます~。
 
 
@@@
 
 
言葉は波動です。
 
人の意識も波動ですが、それを表現する、音声も、文字も波動です。
 
だから、その波動が、人の肉体の根源である波動に影響するというのは、筋の通った話となります。
 
+++
 
上記、著書の段階では、文章に神話的な余韻がありました。
 
だが、物理学的な現象だと説明出来れば、もはや神話ではありません。
 
 
@@@
 
 
たとえば、こう説明出来ます~。
 
イエスから発せられる言葉は、創造主からの波動で、飛び抜けて強大である。
 
その波動が、人間の身体を構成している波動に影響して、可視的な変化をさせてしまう~というように。
 
 
+++
 
米国の教会では、たとえば、このような癒しの事象が報告されています~。
 
病人は、腰の骨が変形して歩けなかった。
 
手術で、金属を挿入していたが、歩けなかった。
 
ところが、イエスの名で癒しを祈ったら、歩いた。
 
+++
 
 
レントゲンを撮ったら、骨は生来の健全なものになっていた。
 
また、挿入されていた金属は消えていた。
 
 
+++
 
これは、イエスの名のもとの波動領域では、イエス自身が発する言葉の波動に近い力が現れることによる、と説明できます。
 
身体に入れられていた金属も、波動の力で、蒸発、消滅していた~と。
 
 
@@@
 
 
これに関連して、次のような経験則も報告されています~。
 
つまり、聖書に見るように、イエス自身が発する言葉による癒しは「即座」である。
 
だが、イエスの名のもとで行う人間の癒しの祈りは、「徐々に」その結果をあらわす。
 
結果を得るのに、時間はかかる。
 
人は信じて待つべきだ~と。
 
+++
 
けれども実際の話、人は待っている途中で「祈りには応えられないのでは」という思いを抱きがちです。
 
その思いは、主の約束の言葉を傷つけるものです。
その波動自体が応答を得られなくします。
 
どうしたらいいか。
祈り求めたら、それは「忘れてしまう」
~これが人間には現実的でベストな方法だ思われます。
 
 
(続きます)
 
 
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