統一教会問題がマスコミで一大テーマになったとき、筆者はこのブログでも自説をのべてきた。
旧統一教会による、国民・国家の迷走・・・これを打破する手段は、聖書本来の根本思想を知ることにのみある、と。
だが、その本体を示さなかった。
いま、それを追加しておこうと思う。
+++
聖書の根本思想は次の三つのポイントで示せる。
① <天国の存在を知らせる>
万物の創造主がこの世に送った「ひとり子」イエスは、
人間が永遠に幸福に生きられる霊的空間・・・「天国(創造神が王として統治する世界)」があることを、
初めて人類に知らせた。
② <罪の代償を予告し十字架刑死する>
イエスは、人の霊がそこに入れるため、その罪を自らの死でもって代償する、と宣言し、
十字架刑死した。
③ <復活の姿を肉眼視させ確信させる>
弟子たちは、イエスの死を目にしても、その言葉にいまひとつ、確信もてない状態のままだった。
ところが復活の姿を肉眼で見て一変した。
イエスが神の子であると確信し、それまでの言葉が口だけのものでないと悟った。
「イエスは復活した、我々はその証人だ!」
彼らは大胆に証言しはじめ、福音は今日我々日本人が知るまでに広がった。
復活の五感認知は、決定的事件だった。
***
聖書の根本思想は以上の三つからなっている。
弟子たちの同世代人の中から、それらのことを書き残す人が現れ、
四本の福音書(イエスの伝記)が今日まで一連の事件を文章で伝えてくれてきている。
(その文章から、復活のイエスの姿を肉眼で見ることが出来るか、の考察を今、しているのである。 )
@@@
我々は、この根本思想を自分の愛する子、孫にも知らせねておかねばならない。
聖書の要点をすり替え、それを聖書の世界観の枠組みを使って語り、洗脳しようという輩は、
これからも引き続き出る。
それが「世」だ。
基本思想を知らねば、子も孫もその改造世界観にとりこまれ、
隷従するという悲惨な人生を送ることになる。
+++
オウム教団事件でもそうだったが、
説得しても我が子を洗脳状態から目覚めさせられない親や祖父母の苦しみは、いかばかりか。
聖書本来の根本思想は早いうちに知らせておかねばならない。
信じさせるのでなく、知識として「知らせて」おかねばならない。
自分が地獄の苦しみにあわないために。
(続きます)
ブログのコメント欄をお借りして失礼いたします。
先日、図書館にて『キリスト教のことが面白いほどわかる本』
を借りて読みました。
これまで様々なキリスト教関連の本を読んできましたが、
鹿嶋春平太さんの著書は新しい学びができるものでした。
その後、YouTubeの【ヨハネ伝解読】を知り、53回まで拝聴してきました。とても分かりやすく、聖書の理解や全体像を深めていくことができました。
鹿嶋さんの研究と知識の成果を公開して下さり、また分かりやすく説明して下さり心から感謝しております。
まだまだ学んでいきたいのですが、【ヨハネ伝解読54】以降が見当たりません。
大変恐縮ですが、どちらで見られるのか教えてくださると幸いです。宜しくお願いいたします。
コメント感謝です。YouTube「ヨハネ伝解読」は53回で中断しております。聖句自由吟味方式をとる鹿嶋の聖書解読は、時と共に深まることをやめません。そこで新解読が開けると、前の解読が不満になったり、いたします。あらためて一冊のKindle本を出したいと思っています。了解、よろしくお願い申し上げます。
54以降がないのは非常に残念ですが、
鹿嶋さんの新しい解読をこれからも他の方法で学んで
いきたいと思います。
まずは鹿嶋春平太チャーチのブログを過去のものも含めて
読んでいきたいと思います。
これから出されるkindle本を楽しみにしております。
学んでみると、「この知識はヨハネ伝解読を大きく改善してくれるな」と予感できました。その状態で続行していましたが、あるとき、「量子力学を援用して最初から語り直すべき」と思うに至りました。
それが中断の理由でした。
6月末から7月のブログで量子力学からアプローチされた聖書解読を読みました。素晴らしい発見ですね。分かりやすい説明をありがとうございました。
聖書に書かれてある不思議な現象も波動体が分かるとイメージしやすくなりました。とても助かりました。
さて鹿嶋さんがおすすめされていた『バプテスト自由吟味者』や『教会史』を購入しました。Facebookのバプテスト自由吟味者を読む会を拝見し、これまで教理の知識だけを無理矢理に詰め込んで、分からないことも分かったような気にさせていた私自身の問題に気付かされました。本も読むのを楽しみにしています。
また『エホバはイエスの父ではない』はkindle本で読みました。
代理神天使のアプローチの仕方が斬新で、難しかった旧約聖書と新約聖書の主やイエスのことが少し整理できました。
まだまだ分からないことだらけで、頼ってばかりですが、これからも学びを続けていきたいと思います。