鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol.68『人に創主の癒しの力が出る論理』(5章)

2005年03月02日 | ヨハネ伝解読


 「ヨハネ伝解読」、依然5章です。

 前回、イエスがなす癒しについて、物理的イメージでお話ししました。

 創主からのいのちエネルギーが100%「人の子」イエスに流れ込む。それがイエスから放出されて癒しがなされる、と。

      @      @      @

 この図式は、使徒をはじめとする信仰者がなす癒しをも説明してくれます。言い換えれば、聖書信仰を持った人間に癒しの力が現れる原理をも推察することが出来るのです。

 マルコ福音書にーーー

  「信じるものには次のしるしが伴います。・・・病人に手を置けば癒されます」(16章18節)

    ーーーというイエスの約束の言葉があります。

 この場合の「信じる」も、やはり創造主との意識の同化がなっている状態をいっていると思われます。同化の度合いが、一定以上に高まった聖徒の霊には、その分の「いのちエネルギー」が流れ込む。これを患者に放出すれば、その分の癒しはなされる、という図式です。

<オーラルロバーツの「癒し手順」>

 戦後アメリカで、いち早く活躍したヒーラーにオーラルロバーツという人がいます。80才を超えたいまでも存命中です。その彼が、若い日にテントを張っての癒しのクルセードをして廻ったときの記録フィルムを、春平太は何度も見ました。

 彼は癒すときます、病人の頭に手を置き、天を仰いでいます。次に、全身を硬直させるようにしてウーンとばかりに念じていました。すると、歩けなかった患者が、すたすたと歩いたりするようになりました。

 これを見て、春平太はこう思ったものです。

 癒しのわざを示すには、ステップがあるのではないか。
 まず、天の王国の創主を仰いで、いのちエネルギーを出来るだけ吸収する。
 そうしたら次に、それを全身全霊込めて、患者に注ぎ込むのだ、と。

      @      @      @

 もちろん、それ以前に、日々創主を愛し信頼し、自らの意識を創主のそれに近い状態にあるように、努めることが前提でしょうけれど。日々の祈りも、そのために有効なものとなるでしょうが。

 なお、オーラルロバーツさんは、癒された人々からの献金でもって、様々な施設をもつくっています。オクラホマ州にあるオーラルロバーツ大学もその一つです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする