最終日にようやく訪れることができた。本当はもっと前に紹介しなくてはいけないと思いつつ、遅くなってしまった。
井上雅之、高木彩両氏の二人展という形で、小さな作品が並んでいた。
会場では井上氏の作品は1枚を除いてガラスケースに入っていたので、ガラスケースに入っていない作品をカメラにおさめさせてもらった。ハガキの作品と同じなので申し訳ないが‥。
作品は「See through-70.2014」。写真では色の再現に難が大いにあるが(私の技術の未熟さゆえ)、許してほしい。実際より青い部分が鮮やかすぎるがなかなかうまく調整できない。
高木彩氏の作品はとても明るい。にじみにこだわった面の構成がなかなか面白いと思った。多分植物の葉と花と枝ないし蔓の配置の印象をもとに、赤に対するこだわりをお持ちのように感じた。1983年生れという若さも羨ましい。緑と赤の配置と絡み合いはなかなか見ごたえがある。
同じギャラリーで展示されていたのは、眞田勇展。こちらも若い方である。女性の表情にこだわっている。人の表情に表れた意志をどのように受け止めるか、どこまで理解できるのか、見つめる画家自身が、人との関係の構築の仕方に戸惑っている感じである。この関係の構築への戸惑いを表現できるのは羨ましいと感じた。
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