Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展

2014年06月27日 23時46分29秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 ようやく先ほど帰宅。本日は結局三菱一号館美術館で「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展を見てきた。2時間近くかけてじっくりと鑑賞した。不思議というか、風景画、裸体画、静物画、神話に題材をとった絵、木版画とそれぞれ大きく趣きの違う絵が並んでいる。
 ジャンルの違う絵画を貫くものが何なのか理解できなかった。それぞれの違うジャンルごとに違う画家の作品をみているような錯覚に襲われた。
 この統一感が希薄と私には思われる絵の感想を書くのは、なかなか難しいような気がする。この感想は来週あたりを目標にしてみたい。

 東京では強い雨に遭遇した。14時少し前に東京駅に着いた時には土砂降りであった。18時からの飲み会の直前にも強い雨が降ってきた。いづれも直接雨にあたることはなかったが、それでも驚いた。

 飲み会が始まるまでの間に「旅芸人の手帖」(宮崎進)、ならびに本日の講座を担当されている佐野賢治氏の論文「宝は田から」を読むことができた。

 友人たちとの楽しい時間を過ごすことができた。久しぶりに最後にラーメンを食べた。




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東京国立博物館も行きたいが‥

2014年06月27日 00時41分02秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の予定表を見ると、午前中は講座、午後6時に東京駅の近くで友人7人で会食となっている。

 昨夜は本日の午後の過ごし方を考えているうちに寝てしまったが、寝付つく前にいくつかの候補を上げていた。意外と今朝まで覚えていた。
 まず最初に浮んだのが、東京国立博物館の「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」展。かなりの人出になっているようだ。調べてみると「翠玉白菜」の特別5室だけが行列が出来ているとのことになっている。他の展示の混雑状況はどうかというとその情報がわからない。出かけるにはちょっと勇気がいる。
 次に考えたのが、三菱一号館美術館の「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展。初めて聞く画家の名前である。興味はあるが‥。
 さらに思いついたのは、東京ステーションギャラリーの「ジャン・フォートリエ」展。この作家も初めて聞く名である。
 みっつめが出光美術館の「没後90年 鉄斎 TESSAI」展。鉄斎も、名前だけは知っているが、生涯の事績については知らないに等しい。
 欲張ってこの中からふたつほどを見る手もあるが、金銭的に厳しい上に、消化不良を起こしかねない。しかも「宮崎進」展がまだ頭から離れないので、ますます頭の中が混乱してしまっては困る。
 こんなことを考えながら寝てしまっていた。

 朝になって思いついたのは、とりあえず上野まで出向いて混雑状況を見極めて、混雑していたらいただいた宮崎進の「旅芸人の手帖」及びその他の本を抱えて喫茶店で読書タイム。ただしこれは本二冊という重量を考えなくてはいけない。

 ということで、本は1冊のみを持参して、講座終了後東京駅に着くまでに決めるということにした。退職者という時間にだけはゆとりのある贅沢であるが、優柔不断、ものごとを即座に決められないというのは情けないものである。これも歳をとったことのあらわれ、と妻に言われそうである。



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