Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

横浜市防災計画「震災対策編」のことなど

2014年06月14日 18時41分01秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 先ほど講座が終了して、帰宅した。本日の講座の主な内容は、避難生活と住宅再建に関する内容が主であった。都市基盤の復旧に関するものではなかった。が、生活再建にはどうしても必要な内容でもあり、私個人の勉強にはなった。
 横浜市の危機管理監の立花氏も参加され、久しぶりに市の防災計画「震災対策編」を目にした。配布されたのは概要版であるが、現役当時は分厚い「震災対策編」を手にしながら研修を受けたり、風水害対策編などと比べながら読み込んだりしていた。
 私たちが立ち上げた労働組合の支部では発足時から労働組合の要望の重要な柱として、災害対策にはこだわってきた。充実した実効性のあるものにするために現場サイドからの提言を取り入れろと当局に迫り、職員の位置づけの明確化や機動性の確保のために防災無線の配置等を求めたりと、この震災対策編や風水害対策編などを引用しながら交渉担当とやりあったことなども思い出された。特に神戸の震災復興支援時に、交渉の場でこれをひっぱり出してきていろいろとやりあったことなども思い出した。
 私の頭の中では、いづれの防災計画にもこだわりもあり、思い入れもあるマニュアルであった。しかし退職後まだ2年3か月しか経っていないが、もうすでに「懐かしい」話になってしまっている。
 採用された当時は、労働組合が災害対策に関わることなど考えもしなかった。しかしさまざまな取り組みをしていくうちにとても大事な事項だと思い至り、私たちの支部では要求の大きな柱にまでなった。当初は当局側もいろいろ戸惑いがあったようだが、真摯な対応はさせることができたと自画自賛している。
 今になってこれを目にすることがあるとは想像していなかった。

 さて、本日は昨日見に行った「立ち上る生命 宮崎進展」の感想を書くために、気に入った作品をスキャナーで取り組む作業を始めた。このような作業をしながら頭の整理をするのが私のいつものパターンである。面倒ではあるが、とても楽しい時間でもある。


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本日の講座「首都直下地震被害想定見直しと大学・地域の連携」

2014年06月14日 11時47分42秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 昨年までは土曜日に無料の連続講座で、東北の震災の状況報告、支援報告、発生メカニズム解説、自治体の取組み報告‥総合的な分析と問題点の抽出の講義があった。
 この講座の延長上に昨年12月の首都直下地震被害想定見直し(中央防災会議)が行われたのを受けて、大学なりの課題を考えるという講座となった。

 政令指定都市で災害対策の第一線にいた者としてとても興味がある。
 ただし今回は1回だけの講演とパネル討論だけであるのがさびしい。
 後期に連続講演会として開催されるので、前期はその入口ということなのだろうか。
 できれば、行政との具体的な連携の模索までたどり着いてほしいと思っている。そして事態が起きたとして、地域にとって大学らしい客観的で信頼度の高い情報の発信と、人的・物的資源の供給までも射程に入れたものがのぞまれる。




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