Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

日野草城の句をいくつか

2014年06月30日 11時32分13秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 作業を中断して、ちょっと寄り道。

 昨日俳句をいくつか記した中に日野草城の句を1句挙げた。復本一郎は「誰も詠み得なかったエロティシズムの世界を構築し得た」と評している。今回はそのような句以外にもある好きな句で夏の句を5句ほど。

★仰臥して四肢を炎暑に抑へらる
★夏の闇高熱のわれ発光す
★炎天に黒き喪章の蝶とべり
★日盛りの土に寂しやおのが影
★ながながと骨が臥ねてゐる油照

 自分の身体を客体視して詠むことのできる人のようだ。また自分の身体が周囲の環境に融けていくような感覚を持っている人でもある。3句目は自分の身体感覚ではないが、浮遊する蝶に自分の身体感覚を同調させているようにも解釈できないだろうか。
 このような身体感覚を私も時々経験する。自分の身体をどこかで持て余している感覚でもある。この感覚の延長線上に「エロティシズム」の世界も構築できるのではないか。





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半分は休日気分

2014年06月30日 11時22分19秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日と明日は講座はなし。昨日講座があったので気分としては本日が日曜日。
 明け方から8時までぐっすり寝たつもりであったが、どうも体がこわばっていた。妻に起してもらったが、8時少し前から寝言で何やらブツブツ言っていたらしい。何かひょっとしたら夢でも見ていた可能性はあるが、いつものことながらまったく記憶にない。起きてからも結構フーフーと息をしていた。かなりのエネルギーを費やして体が緊張していたみたいだ。
 朝食を食べるのに問題はなく、普段通りの食欲もあった。顎関節症で口を強く噛みあわせてはいけないのだが、毎朝口は普段からかなり緊張して歯を噛みしめているのを自覚するようになった。今朝は一層口の筋肉が疲れていた。
 昨日の夕食はベトナム料理。野菜がたくさんあり、満足。辛いものはそれほど食べたつもりはなかったけれど、お腹が朝食時からゴロゴロとしていた。

 休日気分なので、朝食後はベッドで1時間ほどゴロゴロ。読書をしたわけでもないし、寝てもいない。
 起き出してから宮崎進「旅芸人の手帖」の感想の2回目をこれから書くつもりで、もう一度絵をバラバラとめくっている。うまくまとめられるか自信なし。


 昨日のようにカラッとは晴れていない。引き続き天気が不安定らしい。




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