情けない話であるが‥。
本日は妻がサバの味噌煮を作ってくれた。私の好みのおかずである。サバの味噌煮というのは、学生時代に数回自分で作ってみたことがある。生姜の細切りや輪切りをたっぷりと入れて煮込むのが美味しさの秘訣である。そしてサバのあの脂ののった皮の部分がとてもおいしいと思っている。味噌と脂、いい取り合わせなのだ。しかしサバの骨はかなり長くて、硬さもある。
美味しく食べながら、ふと気づいたことがある。どうも昔のようにサバの骨を口の中で上手に処理できていないのではないか、ということだ。昔は、骨が少しでも舌の上に乗ると、異物を口に入れてしまった時のように、素早く口の中から骨を出すことができた。舌をうまく使えば、口の奥の方にある骨を前の方に持ってきて、口の外に出すことができた。その動作にぎこちなさが出てきたように感じたのだ。
歳を取って、なかなかそれがうまくいかなくなったのではないか。確かに最近は、他の魚でも喉の奥の方に骨があるとなかなか口の外に出すことが難しくなったように思う。
本日も口の中からすぐには出てこないで、食べ終わるのにちょっとだけ余計に時間がかかり、余分なエネルギーを使ったと思う。妻と二人で、これが老いということなのか、としみじみと話をすることになった。
老いというのはさびしいものである。
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本日は妻がサバの味噌煮を作ってくれた。私の好みのおかずである。サバの味噌煮というのは、学生時代に数回自分で作ってみたことがある。生姜の細切りや輪切りをたっぷりと入れて煮込むのが美味しさの秘訣である。そしてサバのあの脂ののった皮の部分がとてもおいしいと思っている。味噌と脂、いい取り合わせなのだ。しかしサバの骨はかなり長くて、硬さもある。
美味しく食べながら、ふと気づいたことがある。どうも昔のようにサバの骨を口の中で上手に処理できていないのではないか、ということだ。昔は、骨が少しでも舌の上に乗ると、異物を口に入れてしまった時のように、素早く口の中から骨を出すことができた。舌をうまく使えば、口の奥の方にある骨を前の方に持ってきて、口の外に出すことができた。その動作にぎこちなさが出てきたように感じたのだ。
歳を取って、なかなかそれがうまくいかなくなったのではないか。確かに最近は、他の魚でも喉の奥の方に骨があるとなかなか口の外に出すことが難しくなったように思う。
本日も口の中からすぐには出てこないで、食べ終わるのにちょっとだけ余計に時間がかかり、余分なエネルギーを使ったと思う。妻と二人で、これが老いということなのか、としみじみと話をすることになった。
老いというのはさびしいものである。
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