Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

とても恥ずかしい

2014年06月03日 21時37分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は昼直前に家を出て、気温が高く湿気もある中、シルク博物館まで全力で歩いてみた。一昨日の石川町駅までよりちょっと少なかったがほぼ1万歩。汗をぬぐい、ビルの中に休養スペースのようなコーナーがあり、ここでパンとアイスコーヒーで休憩をとることができた。
 博物館を見学後、みなとみらい地区に歩いて戻り、15時からの講座を受けた。受講後、一緒の講座を受講している友人と誘い合わせて、ビールを飲みに行った。
 が、ここからがいけなかった。注文してから私はお金の持ち合わせがないことに気付いた。もともと1000札は1枚しか持って家を出ていなかった。しかもシルク博物館と昼食で1000円札を使ってしまっていた。小銭を集めても800円ばかり。
 ということで、本日のところは友人に払ってもらった。後日同じ講座を受講したとき払いということに‥。3000円、いくら割り勘といえども、借金をしているというのはどうしても私は気持ちが晴れない。夜眠れなくなってしまいそうである。

 今住んでいる団地の一室を購入して、ローンを組んだ時も落ち着かなかった。ボーナスでの繰り上げ返済を何とか続けて予定より早く支払いを終了した時は肩の荷がどっと軽くなった気分であった。私だけでなく、多くの人もそう感じているであろうが、借金というのは嫌なものである。
 居酒屋での割り勘分の借金と、担保のある家のローンとは比べられないが、「借りている」という重みは同じだ。
 20代の頃は時々居酒屋でそんなことがあった。逆に立て替え払いをしたこともある。勤めてから結婚するまではそれなりの回数はあったと思う。結婚後はそんなことはしないようにしてきた。(そうはいっても数回は財布を忘れたりして立替えてもらったことはある。)
 組合の支部三役になってからはゼロになっているはずである。しかし退職してからすでに二回目になってしまった。
 1000円以上の現金を持ち歩かないようにして、電子マネーを中心にしているためでもある。一人で呑みに入るときは、お金を事前に用意をするか、電子マネーが使えるかどうかを確認して入っている。これで事故は避けられるが、今回はこれを怠ってしまった。借金で友人を失ってしまっては取り返しがつかない。
 
 友人と別れてからまた家まで歩いて帰ったが、とても恥ずかしい思いが付きまとって、普段よりかなり速足で、汗だくになりながら戻った。



人気ブログランキングへ

「世界に羽ばたいたスカーフたち」展(シルク博物館)

2014年06月03日 20時39分20秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
   

 神奈川県立歴史博物館「繭と鋼」展、横浜開港資料館「蚕の化せし金貨なり…」展との関連展示ということで、山下公園の傍にあるシルク博物館で開催している「世界に羽ばたいたスカーフたち」展を見に行ってきた。
 私の思いとしては、幕末明治の貴重な外貨獲得の輸出品として絹糸があったが、生糸として輸出されるだけでなく、織物製品としての絹製品も大きな比重を占めていたが、そのデザインがヨーロッパの意匠や芸術との関係でどのような影響を与え、与えられたか、という視点で期待をしていた。
 ジャポニズムが浮世絵だけでなく、眞葛焼など陶器でも影響を与え、与えられていたが、絹織物ではもっと大きな影響が相互にあったと思われる。
 確かにハンカチ(手巾(てはば))として輸出され、それが1900年代(明治後半)から大きな比重を占め、1930年代(昭和)以降スカーフへと変遷していった。そして戦後も横浜スカーフのブランド化が進んだらしい。
 しかし残念ながらそのようなデザインの流れをメインとした展示ではなかった。確かに製品としてのハンカチが現存していてもそれを特定・保管しているのを発見するのは困難でもあろう。そこは無理な願いだったかもしれない。
 展示は捺染の技術的な側面や、昭和30年代以降のデザインの展示がメインとなっていた。
 船山コレクションや明治10年代の椎野正兵衛商店の収蔵品などの展示は、貴重なものであることは理解できたが、今後さらにいろいろなデザインのものが復刻されることを願いたい。





人気ブログランキングへ

花火大会

2014年06月03日 10時47分57秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日20時過ぎに突然花火の音がさく裂してビックリした。
 一昨日までは、開港記念日の花火大会が行われることは頭に入っていたのだが、夕食時にはすっかりそのことは頭から消えてなくなっていた。
 音を聞いてからしばらくして団地の東南の端にいって眺めた。この位置からは、ランドマークタワーの東側の二つの高層ビルの向こう側が打ち上げ場所になっている。低い花火は残念ながら炸裂する瞬間と中心部分が見えないが、花火の輪の先端が見える。
 ちょうど羽を広げたクジャクを正面から見るようである。輪の中心にクジャクの長い首のような高層ビルがあるようなものである。高層ビルのいくつか灯って室内の明かりがかえって面白いアクセントになる。首といっても実際のクジャクに比べたら太すぎるきらいはあるが、それはそれで愛嬌である。
 花火の大輪を背景にした高層ビル街は、面白い造形を見せてくれる。高い位置で炸裂する花火は、高層ビルを飛び越える軌跡が心地いい。そして大輪の花全体が良く見えて、これもいい。二つの花火の姿を見ることができたようなものである。
 今年は7月19日、20日、8月5日の花火大会も楽しみにしている。打ち上げ場所が違っている。打ち上げ場所は山下公園の沖合と臨港パークの違いがあるが、団地から聞こえる音も微妙に違う。見える位置もズレがある。

 横浜の夏の花火大会は随分あちこちで鑑賞した。
山下公園の一番海寄りにお昼過ぎから家族5人で茣蓙を敷いて待ったことがある。この時の音と開いた後降ってくる光は迫力満点であった。
大型船の湾内クルーズで大勢の仲間とビールを飲みながら見た。
小型の屋形船に乗って山下公園から横浜駅口まで揺られたこともある。
港の見える丘公園、そしてイタリア山公園(外交官の家)、フランス山公園からも眺めた。特に外交官の家から眺めた時は台風通過直後の強風で煙の迫力も見ものであった。
出田町埠頭からも良く見える。
横浜市民病院の病棟からの眺めもいい。音は残念ながらガラスで聞こえないが‥。入院患者には嬉しいショーである。
上大岡の山の上からも遠望できる。

 いづれもそれぞれに思い出となる。最近は近くよりも遠くから静かに見ているのがいいと思う。



人気ブログランキングへ