19時に無事横浜の自宅にたどり着いた。先ほど新幹線の中から福島駅を出発した直後の様子をブログにアップしたが、15時半過ぎに福島駅を出て5分もしないうちに日が差し始めたる変わりやすい天気にビックリした。そして郡山駅に着いた時にはすっかり晴れあがっていた。12分遅れて東京駅に着いたが、西日がまぶしくきつかった。
その後ずっと家に着くまで晴れていた。家に着いてニュースを聞いたところ18時時点で前橋などは雷雨がすごかった。また福島駅で停車していた頃福島市内では雹が降ったとの報道もされていた。
天候が局地的に極端な違いがある。ほんの少しの時間の違いでも大いに様相が違っているようだ。ひどい状況をうまくかわしてほんの少しの遅れだけで帰宅出来たようだ。
仙台を訪れている間に撮った写真をいくつか。
本日はまず、私の恥から披露。
仙台駅前の朝市で見つけた福島産のモモから。両サイドが「黄金桃」、真ん中が「蟠桃」。黄金桃は東京・横浜の店先でも見たことがあるが、「蟠桃」は私も妻も初めて目にした。
とてもいびつな桃である。写真のとおり扁平で上下に押しつぶされている。色はいつも食べる桃と同じである。そしてへたの部分が美しなくない。傷んでいるようにも見えるが、身はしっかりしている。
私は品種名から仙台藩ゆかりの「山片蟠桃」を思い出したので、そのゆかりの桃かと思って買うことを主張した。しかしこの妻との会話は店の人に聞こえたかもしれない。頓珍漢なものであった。
ホテルに帰ってからネットで調べてみると、蟠桃という桃の種類名が先で、山片蟠桃は番頭をもじってつけたらしい。
「旬の食材百科」というHPでは、「蟠桃(バントウ)は中国が原産とされる桃の品種で、日本で一般的な比較的丸い桃とは違い、平たい形をしているのが大きな特徴で、それらにはいくつもの品種があり、「蟠桃(バントウ)」はそれらの総称として使われています。この「蟠桃(バントウ)」という呼び名は別名「座禅桃(ザゼンモモ)」とも呼ばれ、中国では古くから不老不死の「仙果」として扱われてきたと言われています。あの孫悟空と猪八戒が食べた不老不死の桃、それがこの蟠桃と伝えられています。」とある。平桃と云われる種類の桃で中国伝来の桃のようである。
ちなみに「山片蟠桃」を調べると「1748-1821。播磨国の農家出生。幼時から大阪の両替商升屋に仕え、若くして番頭となり傾いていた経営を再建。さらに財政破綻した仙台藩に建議し、財政を再建で大名貸しの金を回収した。また大阪町人・大阪商人の学塾である懐徳堂で中井竹山・履軒兄弟に朱子学を、先事館で麻田剛立に天文を学ぶ。晩年に失明という障害を乗り越え、五十半ばから著作にとりかかった主著『夢の代』を死の前年に完成。唯物論的な立場を取り、天文、宗教、経済、歴史等を百科全書的に論じ、無鬼論(無神論)の主張、地動説の支持、応神天皇以前の日本書紀の真実性の否定など先進的な持論を展開した点が特筆される」(ウィキペディア、要約)となっている。
名前はすぐに思い出したが、伊達藩の歴史の中で名を聴いたことと、地動説を唱えたというだけの知識しかなかった。いい加減な知識は恥じをかくものである。
そして妻がとうしても購入したいといったのが、山形産のブドウのキャンベル。東京・横浜の店先には最近はキャンベルを見かけることがないという。そういわれればここ数年キャンベルを食べたことがない。あの黒い大粒のブドウである。珍しいからということで、8房も購入した。
まず蟠桃は、平べったい分容積は小さいのだが、甘いくて水分も十分あり現代でも十分通用する味である。ただし体積が小さいのと見た目が美しさに欠けるので、市場では敬遠されるのかもしれない。扁平な分、食べやすいともいえるかもしれない。しかし歴史的な桃を味わったようでうれしかった。
黄金桃は熟していてとても美味しかった。蟠桃よりも実は柔らかい。この桃のおいしさは読者も十分知っているはずだ。
キャンベルは懐かしく食べた。しかし果物というもの、こんなに流行り・廃りがあるのかとあらためて思った。
一晩では食べきれず食べ残した、蟠桃4つと黄金桃3個、キャンベル7房は本日ぶつけないように用心しながら、自宅まで待って帰ってきた。
その後ずっと家に着くまで晴れていた。家に着いてニュースを聞いたところ18時時点で前橋などは雷雨がすごかった。また福島駅で停車していた頃福島市内では雹が降ったとの報道もされていた。
天候が局地的に極端な違いがある。ほんの少しの時間の違いでも大いに様相が違っているようだ。ひどい状況をうまくかわしてほんの少しの遅れだけで帰宅出来たようだ。
仙台を訪れている間に撮った写真をいくつか。
本日はまず、私の恥から披露。
仙台駅前の朝市で見つけた福島産のモモから。両サイドが「黄金桃」、真ん中が「蟠桃」。黄金桃は東京・横浜の店先でも見たことがあるが、「蟠桃」は私も妻も初めて目にした。
とてもいびつな桃である。写真のとおり扁平で上下に押しつぶされている。色はいつも食べる桃と同じである。そしてへたの部分が美しなくない。傷んでいるようにも見えるが、身はしっかりしている。
私は品種名から仙台藩ゆかりの「山片蟠桃」を思い出したので、そのゆかりの桃かと思って買うことを主張した。しかしこの妻との会話は店の人に聞こえたかもしれない。頓珍漢なものであった。
ホテルに帰ってからネットで調べてみると、蟠桃という桃の種類名が先で、山片蟠桃は番頭をもじってつけたらしい。
「旬の食材百科」というHPでは、「蟠桃(バントウ)は中国が原産とされる桃の品種で、日本で一般的な比較的丸い桃とは違い、平たい形をしているのが大きな特徴で、それらにはいくつもの品種があり、「蟠桃(バントウ)」はそれらの総称として使われています。この「蟠桃(バントウ)」という呼び名は別名「座禅桃(ザゼンモモ)」とも呼ばれ、中国では古くから不老不死の「仙果」として扱われてきたと言われています。あの孫悟空と猪八戒が食べた不老不死の桃、それがこの蟠桃と伝えられています。」とある。平桃と云われる種類の桃で中国伝来の桃のようである。
ちなみに「山片蟠桃」を調べると「1748-1821。播磨国の農家出生。幼時から大阪の両替商升屋に仕え、若くして番頭となり傾いていた経営を再建。さらに財政破綻した仙台藩に建議し、財政を再建で大名貸しの金を回収した。また大阪町人・大阪商人の学塾である懐徳堂で中井竹山・履軒兄弟に朱子学を、先事館で麻田剛立に天文を学ぶ。晩年に失明という障害を乗り越え、五十半ばから著作にとりかかった主著『夢の代』を死の前年に完成。唯物論的な立場を取り、天文、宗教、経済、歴史等を百科全書的に論じ、無鬼論(無神論)の主張、地動説の支持、応神天皇以前の日本書紀の真実性の否定など先進的な持論を展開した点が特筆される」(ウィキペディア、要約)となっている。
名前はすぐに思い出したが、伊達藩の歴史の中で名を聴いたことと、地動説を唱えたというだけの知識しかなかった。いい加減な知識は恥じをかくものである。
そして妻がとうしても購入したいといったのが、山形産のブドウのキャンベル。東京・横浜の店先には最近はキャンベルを見かけることがないという。そういわれればここ数年キャンベルを食べたことがない。あの黒い大粒のブドウである。珍しいからということで、8房も購入した。
まず蟠桃は、平べったい分容積は小さいのだが、甘いくて水分も十分あり現代でも十分通用する味である。ただし体積が小さいのと見た目が美しさに欠けるので、市場では敬遠されるのかもしれない。扁平な分、食べやすいともいえるかもしれない。しかし歴史的な桃を味わったようでうれしかった。
黄金桃は熟していてとても美味しかった。蟠桃よりも実は柔らかい。この桃のおいしさは読者も十分知っているはずだ。
キャンベルは懐かしく食べた。しかし果物というもの、こんなに流行り・廃りがあるのかとあらためて思った。
一晩では食べきれず食べ残した、蟠桃4つと黄金桃3個、キャンベル7房は本日ぶつけないように用心しながら、自宅まで待って帰ってきた。