講座終了後、外に出て見たら地面が濡れていた。すでに止んでいたものの受講中にかなりの雨が降ったようである。それでもみなとみらい地区は若いカップルや家族連れが大勢いて賑わっていた。いつも大道芸が行われている場所も、雨で濡れてはいたがとても賑やかであった。
横浜美術館にてトリエンナーレ2014を再度駆け足だが見てきた。昨日見ることのできなかった作品もいくつか見ることができた。ここも夏休みの土曜日ということで、家族連れ特に子連れの来館者が目についた。子供にこれらの作品を見せて、自由な感性の飛翔を味あわせるのはとてもいいことのように思う。親がつまらない解釈や一般論など常識にとらわれた感想を子供に押し付けてはいけない。そんなことをするくらいならまだ見せない方がいいとすら思える。
本日もそんな親子4人連れに遭遇した。関わり合いたくないので通り過ぎたが、母親が「あっちの方が色がきれいだよ」「こっちの方が形がよくわかるよ」などと子どもを引きづりまわしていた。子供はもっと別の作品を眺めていたかったように見えた。子供をダメにする親、子供を自分の意のままに従わせようとする親というのはどこにでも多い。悲しいと思う。そんなことより、会場内では静かに、声高にしゃべらない、走り回らない、作品に手を触れないことをしつけてほしいものである。
常識を外れたり、人を裏切ったりしたら、小さいうちは優しくさとし、成長した時もそのようなことをしたら本気で厳しく叱ればいいのである。怒るTPOを外してはいけない。
また思いのほか若いカップルも多かった。大学で美術を教えていた私の亡くなった友人が、「学生が展覧会を見に行こうとしない、展覧会鑑賞のレポートを提出させてもネット検索で得た作品解説をコピペしてくるだけだ」と心底怒っていた。でもあの賑わいを見る限り、「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」と心の中で伝えたいと思ったが、カップル以外の若い人を見かけなかったのも事実だ。ひょっとしたらカップルだからこそ見に来るゆとりがあるのかもしれない。
私どものような還暦過ぎの夫婦はほとんどいなかった。平日の空いた時にくるのであろう。
横浜美術館にてトリエンナーレ2014を再度駆け足だが見てきた。昨日見ることのできなかった作品もいくつか見ることができた。ここも夏休みの土曜日ということで、家族連れ特に子連れの来館者が目についた。子供にこれらの作品を見せて、自由な感性の飛翔を味あわせるのはとてもいいことのように思う。親がつまらない解釈や一般論など常識にとらわれた感想を子供に押し付けてはいけない。そんなことをするくらいならまだ見せない方がいいとすら思える。
本日もそんな親子4人連れに遭遇した。関わり合いたくないので通り過ぎたが、母親が「あっちの方が色がきれいだよ」「こっちの方が形がよくわかるよ」などと子どもを引きづりまわしていた。子供はもっと別の作品を眺めていたかったように見えた。子供をダメにする親、子供を自分の意のままに従わせようとする親というのはどこにでも多い。悲しいと思う。そんなことより、会場内では静かに、声高にしゃべらない、走り回らない、作品に手を触れないことをしつけてほしいものである。
常識を外れたり、人を裏切ったりしたら、小さいうちは優しくさとし、成長した時もそのようなことをしたら本気で厳しく叱ればいいのである。怒るTPOを外してはいけない。
また思いのほか若いカップルも多かった。大学で美術を教えていた私の亡くなった友人が、「学生が展覧会を見に行こうとしない、展覧会鑑賞のレポートを提出させてもネット検索で得た作品解説をコピペしてくるだけだ」と心底怒っていた。でもあの賑わいを見る限り、「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」と心の中で伝えたいと思ったが、カップル以外の若い人を見かけなかったのも事実だ。ひょっとしたらカップルだからこそ見に来るゆとりがあるのかもしれない。
私どものような還暦過ぎの夫婦はほとんどいなかった。平日の空いた時にくるのであろう。