Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

一昨年に漬けた梅酒

2014年08月06日 21時14分01秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜は33.3℃。東京よりは2.5度も低いが、それでも殺人的な暑さである。しかし15時半に家を出て、みなとみらいまで歩いてみた。セキセイインコの餌が無くなったので、育ての親としては熱中症になろうとも暑さに負けるわけにはいかない。
 もっとも館林の39.2℃とは比べたら秋のような涼しさに思えるのだろうか?6度も高い気温というのは想像が出来ない。
 本日の暑さも明日まで。明後日からは曇空の予想になっている。できるだけ早めに一雨が欲しい。四国では1000ミリを超す雨、関東ではまったく降っていない。

 本日一昨年の6月に漬けた梅酒を床下から引き上げた。砂糖を入れずに青梅をそのまま35度の焼酎に漬けたものである。例年砂糖入りと砂糖抜きとを1リットルずつ漬けている。砂糖抜きの梅は色が茶色に変わったが、皺がよらずツルツルしている。梅を取り出して別の容器に入れた。
 酎ハイにこの漬かった梅をいれるととても美味しくなる。酎ハイが無くなったら最後に梅を食べてしまうのが楽しみである。この砂糖の入っていない梅酒も妻が毎日お猪口で2杯ずつくらい消費していく。時々私もくすねさせてもらうつもりではある。
 来年また漬けるのが楽しみである。

 さて今日はブラームスの弦楽四重奏曲の第2番を取り上げるつもりであったが、8月6日ということで、細川俊夫の「ヒロシマ・レクイエム」を取り上げた。先ほどFM放送を聴いていたら、このブラームスの弦楽四重奏曲第2番が聞こえてきた。ビックリしたが、演奏者は違っていた。残念ながら演奏団体を聞き漏らした。聴いたことの無い弦楽四重奏団であったと思う。
 NHKの向こうを張って対抗するつもりはないが、ちょっとばかり先を越されて残念な気分になった。特に理由は無いのだが‥。



細川俊夫「ヒロシマ・レクイエム」(1989)

2014年08月06日 15時03分35秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 8月6日から8月15日までの10日間は、本当は静かに瞑想と鎮魂の日にするのが、いいのかもしれない。しかし毎年10日間じっとしているかというと、そんなこともない。ただ頭の中に惨禍と鎮魂の思いは常駐させている。例え息抜きに遊びに出ることはあっても頭の片隅からこのことは消えない。さまざまに思いをめぐらす日である。
 毎年モーツアルトかベルディかフォーレか、いづれかのレクイエムを聞く。その年の気分による。少し思いが強い年はベルディを聞くとさらにイライラが募るので、そうような年は必ずモーツアルトを聞く。他の年はランダムで特に決めてはいない。
 今年は細川俊夫の「ヒロシマ・レクイエム」を20数年ぶりに手にした。しかしこの曲を購入した理由ももう忘れた。
 現代音楽の表現については私は語る資格はない。解説だけを掲げておく。


   

広島忌

2014年08月06日 13時34分38秒 | 俳句・短歌・詩等関連
★雀しきりに砂を浴び原爆忌  鷹羽狩行
★原爆忌一つ吊輪に数多の手  山崎ひさを
★原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ  金子兜太
★河にくる四ツ目の海月原爆忌  秋元不死男
★原爆の日の病む手足洗ひをり  石川桂郎
★白シャツに熱きアイロン広島忌  田中美津子
★熔接の火花こぼるる原爆忌  渡辺波津子
★スーパーに水を買ふなり原爆忌  岡部六弥太
★遠くより風の近づく原爆忌  今村尚敏
★石段にわが影を折る原爆忌  西村てる子
★あかがねの蝉ひた鳴けり広島忌  中拓夫
★手に熱き石に刻む名広島忌  藤田誠三
★秒針が頭蓋に移るひろしま忌  松本鶴枝
★広島忌氷のしずく手に受ける  菅原宗司
★下闇に鳩の目あまた広島忌  橋本榮治
★真っ青な空突き抜けて広島忌  庄司猛