Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

フォーレ「舟歌」全13曲

2016年07月15日 22時11分38秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は猛烈な雨に見舞われて、銀行での手続きの予定などすっかり予定が外れてしまった。作業に追われて出来ていなかった様々な仕事をまとめて処理しているうちに時間が経ってしまった。

   

 雨の日の読書などとノンビリしようとしたが切り替えられなかった。結局ニュートンの8月号の地震以外の小さな記事をいくつか、読んだのと、作業の合間にフォーレの「舟歌」全13曲をかけ続けた。もっと静かな雨の日ならば耳に入ったかもしれないが、落ち着いてじっくりと聴くことは出来なかったのが残念。明日以降もしばらくは賭け続けたい。
 ジャン・ユボーのピアノ独奏。録音は1988年から89年。ピアノ作品全集ということで4枚組のCDの内、この舟歌は3枚目。私は夜想曲よりは聴きやすいと思えて、この4枚組のCDを購入してから3枚目の「舟歌」は幾度か聴いている。夜想曲よりはメロディーが浮かび上がるように聞こえる。そしてこれは「夜空の舟歌」であると思っている。水面に浮かぶ月や星のきらめきが色彩や装飾というのではなく、内省的に語られているように感じる。

避難勧告は順次解除へ

2016年07月15日 17時57分26秒 | 天気と自然災害
 横浜市内の土砂災害警戒情報は15時50分に解除となり、それに伴い避難勧告も15時50分以降順次解除され、12区の内9区で解除された。残るは中区、港南区、栄区となっている。
 大雨警報は継続しているが、洪水警報と雷注意報は解除された。

 現在私の家の付近の雨は上がっているが、いつ降り出してもおかしない雲行きと湿気である。雲は雨が去った方向、北から南へ流れている。昨晩とは違って風の方向と雲の流れの方向と雨の去って行く方向は一致している。

 本日は京急線・東横線、東海道線・横須賀線・京浜東北線などにも影響が出るなど、昨晩よりも大きな影響が出たようだ。道路の冠水も横浜市内で31か所と報道されている。鶴見区では時間雨量80ミリを超えたとの報道もある。

【追記】17時までに残る栄区・港南区・中区も避難勧告は解除され、すべて解除となった。

横浜市内の広範囲に避難勧告が発令された

2016年07月15日 13時51分36秒 | 天気と自然災害
 私の家の付近の雨はとりあえずは峠を越えたように思えるが、まだ市内全域では時間雨量20ミリ以上の区域が広く覆っている。
 以下のメールが横浜市より届いている。

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 平成28年7月15日13時10分、土砂災害警戒情報(北部・南部)の発表に伴い避難勧告を発令しました。対象区域は次の通りです。

●神奈川区沢渡の一部
●西区境之谷の一部、西戸部町1丁目の一部
●中区石川町4丁目の一部、打越の一部、鷺山の一部、山手町の一部、北方町の一部、本牧町1丁目の一部、本郷町3丁目の一部、仲尾台の一部、山元町3丁目の一部、山元町5丁目の一部、麦田町の一部、小港町1丁目の一部、西竹之丸の一部
●南区井土ケ谷上町の一部、庚台の一部、清水ケ丘の一部、中里三丁目の一部、永田北一丁目の一部、永田北三丁目の一部、永田東二丁目の一部、永田南二丁目の一部、別所二丁目の一部、堀ノ内町2丁目の一部、南太田四丁目の一部、六ツ川一丁目の一部
●港南区日野八丁目の一部
●保土ケ谷区新井町の一部、岩崎町の一部、上菅田町の一部、権太坂二丁目の一部、坂本町の一部、瀬戸ケ谷町の一部、西谷町の一部、東川島町の一部、星川一丁目の一部、峰岡三丁目の一部
●磯子区岡村一丁目の一部、岡村二丁目の一部、岡村三丁目の一部、岡村四丁目の一部、上中里町の一部、下町の一部、西町の一部、杉田三丁目の一部、氷取沢町の一部、峰町の一部
●金沢区朝比奈町の一部、釜利谷東三丁目の一部、釜利谷東三丁目の一部、大道一丁目の一部、
大道二丁目の一部、高舟台二丁目の一部、東朝比奈一丁目の一部、東朝比奈三丁目の一部、西柴二丁目の一部、能見台東の一部、六浦五丁目の一部、六浦東一丁目の一部、六浦東二丁目の一部、六浦南三丁目の一部、六浦南四丁目の一部、六浦南五丁目の一部
●緑区寺山町の一部、三保町の一部、北八朔町の一部
●都筑区大棚町の一部、勝田町の一部、池辺町の一部、早渕三丁目の一部
●戸塚区小雀町の一部、下倉田町の一部
●栄区飯島町の一部、上郷町の一部、公田町の一部、小菅ケ谷二丁目の一部、小菅ケ谷三丁目の一部、庄戸五丁目の一部

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横浜市もまたしても猛烈な雨

2016年07月15日 12時26分23秒 | 天気と自然災害
 12時ころから昨晩のように突然雨が強くなり、昨日のように猛烈な雨となっている。横浜市の北部の湾岸部のかなり広い部分が「レインアイよこはま」では赤い表示になっている。この赤い80ミリを超える雨の区域は横浜市域の1割を超える範囲のように思える。
 先ほど時間雨量100ミリの情報がメール配信された。大雨・洪水警報が12時過ぎに発令されている。ベランダの雨水排水ようの縦管からまた水があふれだしているが、昨晩程には広がっていない。
 昨日と違うのは早々と京急線に雨のための遅延が生じているとのメールが届いたこと。昨晩よりも広範囲の雨ということをあらわしているようだ。
 雷注意報だが、私の家の付近ではまだ雷は遠いようで、音が微かに聴こえる程度である。稲光は見えない。

現在12時半、雷がごく近くで鳴り響き始めた。前が見えないので車の運転は無理なようである。
パソコンやテレビ、プリンターの電源を落とすことにした。



伊藤若冲「蔬菜図押絵貼屏風」

2016年07月15日 10時45分31秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
【右双】


【左双】


 伊藤若冲の最晩年の水墨画から「蔬菜図押絵貼屏風」六曲一双。1796年、若冲81歳の作品である。屏風は高さ124センチ、巾33センチ余という。「若冲と蕪村」展で見たが大きい。これが部屋の中にあると野菜の大きさに圧倒される。



 この年にはすでに取り上げた蓮図を制作している。
 家業が青物問屋であったし、「果疏涅槃図」にもあるとおり、家業の繁栄を願う気持ちもあったかもしれない。それ以上に、私は植物を含む生物全般に対する供養、生命全般への救いへの願いが込められているように感じている。
 描かれている野菜は、右双の右から豌豆、蕪、瓜、蓮、大根、里芋、左双の右から茄子、松茸、南瓜、慈姑、大和芋、冬瓜の12種類。私は松茸を椎茸かと勘違いしたのと、瓜と豌豆、大和芋が判らなかった。立派な茄子に寄り添うようにできそこないのような茄子が印象に残る。南瓜の図の情報には花も描かれているように思える。
畳の部屋にこれを置いて、座ってこの屏風に接すると、ちょうど上から四分の一くらいのところに目の高さが来る。各蔬菜の上の端あたりにあたる。里芋、大根、蓮、蕪、冬瓜、椎茸、南瓜、松茸などは、立って見た時よりもその大きさ、奥行き感が際立った見える。里芋と慈姑、茄子の尖がった芽や切り口が目に突き刺さるように印象的である。
晩年の若冲の水墨画は実に生命感に溢れている。