Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は横浜美術館でシンポジウム

2016年07月30日 23時09分30秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日あるいた歩数は1万7千余歩。時速で4.5キロ。それでも日中の気温はかなり高め、横浜でも15時少し前に最高気温32.4℃となった。
 こんな中、13時過ぎに自宅から横浜駅東口のそごう秘術刊まで歩いて往復した。

 そごう美術館は本日が初日ということなのだろうか。14時過ぎのギャラリートークに大勢の参加者がいた。さらに夏休みの宿題のためらしい小中学生が親に連れられて多数訪れていた。しかし子どもは可愛そうではある。子どもは親を選ぶことが出来ない。興味を示している子どもの感想を頭から否定して、「この絵の着目するところはそこではない」といったり、「この絵が好き」という子に「こっちの方が有名だよ」という始末。これでは子どもの感性は潰れてしまう。
 そんなイライラをしながらも2時間近く見て回ることが出来た。



 明日は13時から、横浜美術館でメアリー・カサット展の開催を記念し、シンポジウム「印象派の広がり」が開かれる。12時から会場前で240名分の整理券配布ということなので早めに会場に行く予定。どのくらい集まるのだろか。


「レンブラント リ・クリエイト展」(そごう美術館)

2016年07月30日 21時20分53秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 横浜のそごう美術館で本日から開催された「レンブラント リ・クリエイト展」を見てきた。
 ホームページには次のように紹介されていた。
 「レンブラント研究の第一人者であるレンブラント・リサーチ・プロジェクト委員長エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク教授の監修により、レンブラントが描いた当時の作品の色調やサイズを徹底的に検証。経年劣化で変色する以前のオリジナル色を取り戻すだけでなく、盗難で行方不明になった作品や損傷を受けた作品、《夜警》をはじめ一部が切断されてしまった作品を、最新のデジタル技術で17世紀の姿へと複製画で忠実に再現した『レンブラント リ・クリエイト展 2016』。世界中に散らばる349点のレンブラント作品から自画像全41点を含む、厳選された約200点がそごう美術館に集結します。」

 実際の作品は、筆あとが立体的な塗られているのが分かるが、リ・クリエイト作品ではさすがにそこまでは無理なようであった。筆のあとがわかるような展示までには今後もさらにだいぶ時間はかかるかもしれない。しかし色彩の復元はありがたいと思った。

 展示は、
第1章「画家への道」(1625-1631)
第2章「栄光への階段」(1631-1635)
第3章「栄光の頂点」(1636-1650)
自画像
第4章「画家の晩年」(1651-1669)
の5つのコーナーに分かれ、204点もの作品が並んでいる。
 中でも自画像は41点が展示され、画家の描いた全生涯に渡る自画像全体が見渡せるようになっている。
 今では切りつめらてしまっている、「風車」(1645)、「夜警」(1642)が原寸に復元され、カットされた部分が蘇っているのは嬉しかった。特に「風車」では風景の広がりと明るく描かれている部分がさらに強調されたように思えた。


【神殿から両替商を追い出すキリスト 1625年】


【歴史画(主題不詳) 1626年】


 また多くの初期作品に触れることが出来た。20代前後の作品か色彩が溢れるような作品が並び、人物の着ている服装を中心に次第に色彩が限定される一方で、光の当たる人間の表情が生き生きと強調されるようになる過程を見ることが出来た。

 初日を狙っていったが結構人が大勢で来ていた。もう少し落ち着いて見られるように別の日に再度訪れたいと思った。実は一人1600円なのだが、チケットショップでは500円で販売しており、これならば再訪も可能だと思った。

      


単独行が突如変更に‥

2016年07月30日 11時59分39秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 山の計画を練っていたら、妻から「私も行きたい」とのご託宣が突如もたらされた。「桧枝岐温泉は云ったことがないから山登りに付き合う」とのこと。いつものように一人山行とほくそ笑んでいたが、急きょコースの変更。目的の山域は変えずに、そして日程も一週間遅らせなくてはいけなくなった。
 うーん、とため息をついて頭を切り替えるのに30分ほどかかって何とか‥。

 考えていたのが、登ったことのなかった会津駒ケ岳。ここから尾瀬の燧ケ岳・尾瀬沼・七入りまで前泊を加えて2泊と考えていたが、もう1泊を加えてコースを短く変えることにした。駒ヶ岳の横の中門岳と、依然訪れた尾瀬沼は諦めた方が良さそうである。
 好きなだけ歩く計画は、別の山域で8月末から9月に繰り越すことにした。
 朝からバスと電車の時刻表と運賃表に加えて、旅館の料金と予約画面を検索。

 ここらで一休みして、そごう美術館に出かけることにした。昨日の横濱開港記念館は入場料が200円だが、そごう美術館は1600円。これは痛い。チケットショップでも1400円のようだ。
 お昼は夕べの残り物で済ませることにした。