久しぶりのNyan。今日は2階まで客席があったけど、前からそうだったかな、、。いやあ、全然関係ないけど、面白いカタチの劇場である。
題名は滑稽だが、内容は極めて不条理で、ある意味人を突き放す演劇でさえある。セリフが絶え間なく続き、しかしそこには不思議と詩情というものが湧いては来ない。けれど、詩劇であるはずなのだ。
ストーリーというものを解体するとこういう劇になるんだろうか、普通はこういう劇を見たら、ポエムを感じるはずの吾輩が、今日は全然その感覚が悪そう。無いストーリーをもはや追いかけず、詩情も感得しないまま、けれど劇はどんどん進んでゆく。
「砂壁の部屋」を見ていたら、もうちょっとこの劇のことが分かったのかもしれないね。でも俳優陣はいい演技をしてたんだよなあ。人魚姫の存在にまで達する哀しさ、ペルーへの遠吠え、性同一性障害などの強いメッセージも飛び込んでくる。
もう一回見たらわかるだろうか。いや、ひょっとしたら同じかもしれないかなあ、、。なかなかユニークな劇だったけど、見る劇というより、見て何かを感じる劇だったのかもしれないネ。不思議な劇である。
2階を使わないこともあるのかもしれませんね。
その可能性もあることを書き忘れてました。
そうすると、僕が気付かなかっただけかもしれません。
というか、2階を使わないこともあるのかもしれませんね。
どうもありがとうございました。
私は2014年9月に初めて行きましたが一番最後に到着した客だったようで2階席で観劇しました。少なくともその頃には2階席はあったようですよ。
椅子の脚が高くて足が着かなくて怖かったです(笑)