よく聞いてはいたが、初めてのテーブル席で酒を飲みながらの演劇である。このゴージャス感。やはりたまらない。そして目を向ければ、舞台は丸いテーブルにマティーニが並んでいる。客席と同じくバーである。
都会的な仕上がりの演劇である。ある夫婦と数年後の恋人二人。何故か女性が同一人物。そして男二人から「あなたは誰に殺されたの」と問われる、、。
会話が通常の日常語で話されるので親近感がある。何気ない普通の会話である。夫婦の会話であったり、恋人同士であったり、バーでたまたま男同士が話す通常の会話であったり。
ミステリーらしき展開を辿るが、それほど凝ってはいない。客席で酒を飲んで観る演劇としてはちょうどよい頃合いだ。愛が続いてゆくことを暗示して舞台は終わる。
でも、冒頭のあのセリフ。女は誰にも殺されてはいなかったはず。何なのだ、、。僕が何か見逃したのかなあ、、。楽しかったです。こんな演劇も素敵です。
今週これ棄てたの勿体なかったかな~、と思ったのに意外と評価が低い。
う~む (-"-;) ??
ミツテリー調なんですが、それほどでもない。製薬に関する復讐ものなんですが、愛とも絡めてそれほど深くはならない。75分ぐらいで、この劇場の特性を狙った雰囲気を大事にした劇なんでしょうね。
大いに楽しめましたよ。
由来は御存知ですよね?(笑)