セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 96本、 演劇 72本

子の掌に月『呼吸』(脚本 Sarah / 演出 All Member)(於・Soap opera classics) 75点

2017-01-27 20:19:51 | 演劇遍歴

よく聞いてはいたが、初めてのテーブル席で酒を飲みながらの演劇である。このゴージャス感。やはりたまらない。そして目を向ければ、舞台は丸いテーブルにマティーニが並んでいる。客席と同じくバーである。

都会的な仕上がりの演劇である。ある夫婦と数年後の恋人二人。何故か女性が同一人物。そして男二人から「あなたは誰に殺されたの」と問われる、、。

会話が通常の日常語で話されるので親近感がある。何気ない普通の会話である。夫婦の会話であったり、恋人同士であったり、バーでたまたま男同士が話す通常の会話であったり。

ミステリーらしき展開を辿るが、それほど凝ってはいない。客席で酒を飲んで観る演劇としてはちょうどよい頃合いだ。愛が続いてゆくことを暗示して舞台は終わる。

でも、冒頭のあのセリフ。女は誰にも殺されてはいなかったはず。何なのだ、、。僕が何か見逃したのかなあ、、。楽しかったです。こんな演劇も素敵です。

 


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3 コメント

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ユニット名の (観劇オバケ)
2017-04-04 09:54:06
セント様

由来は御存知ですよね?(笑)
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良かったけど、、 (セント)
2017-01-28 08:58:16
観劇オバケさま、おはようございます。
ミツテリー調なんですが、それほどでもない。製薬に関する復讐ものなんですが、愛とも絡めてそれほど深くはならない。75分ぐらいで、この劇場の特性を狙った雰囲気を大事にした劇なんでしょうね。
大いに楽しめましたよ。
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セントさんの劇評を読んで (観劇オバケ)
2017-01-27 23:15:34
セント様

今週これ棄てたの勿体なかったかな~、と思ったのに意外と評価が低い。

う~む (-"-;) ??
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