
カオス、本当に久しぶり。2、3年は行ってないかな。彼らのまともさと面白さ、そして真剣なまなざしを感じて、学生演劇を見始めるきっかけとなった大好きな演劇集団です。
今回は新人公演です。新人が大勢入部したからという理由で、作品は2本立てに分かれる。そしてその1本がこの作品である。90分に中編2作。アンドロイド物と学生演劇を通じての恋愛もので、どちらも他作者のものではなく、オリジナル作品です。
このオリジナルという行為は、学生演劇にとって、意外と稀有なんですよ。本を書くという事はそれだけ時間と労力と才能を必要とする。それを十分やり遂げた。立派だ。作品は初々しいという表現はあれど、やはりまだ未熟さもある。でもこういう経験が演劇には絶対必要なのだ。俳優陣も既にふてぶてしい役者が多く、将来が頼もしい限りだ。
いい一日でした。
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