このシリーズも6作目。通常はそろそろマンネリしそうなものだが、ところがどっこいますます面白さを増している。もうサラリーマンを卒業した吾輩であるが、俄然痛快な竜崎の心根にただただ脱帽。
そして今回は発生する事件にかなりのひねりがあり、ミステリーとしてもなかなか新味があり、惹きつけられた。
いやあ、とにかく330ページはもうどこに居ようが、何をしていようが、もうこの小説のことにかまけていて、早くこの竜崎を読みたいと、一心不乱状態である。そういう小説も実に稀なのである。
ラスト近く、次作辺りから竜崎も大森署長でなくなるかもしれないが、それでもどこにいても、新しい魅力を発揮してくれるであろう。早く新作が出ないかなあ、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます