若い人たちの旗揚げ公演である。時間は50分ほど。中編である。とある喫茶店に昔の仲間が集まる。呼んだのは喫茶店のオーナーである女性。集まってきた人はその女性を良く知っているらしい。何となくその女性の娘とみんなが友人だったということが分かってくる、、。
もう一人スドウという男性が来るはずなのになかなか現れない、など、うまい設定ではある。俳優が少ないので多少奥行きが広がった感がする。
でも思ったほどの爆発力はこの舞台からは感じなかった。ストーリー、展開もおとなしいといった感がする。
描きたいものが明瞭に見えてこない。仲間を呼んだ母親は、実は怨念のような思いもあるのだろう。また、どうしてみんな集まったのか、一人一人のそんな気持ちをもっと吐露してもよかったのではないか、とか感じました。
まだ若い彼らだが、せりふ回しは十分こなしていた。けいこが十分できている証拠だ。次はどんな演劇を用意してくれるだろうか。みんな可愛くかっこいい。楽しみです。
代表の名前は「猪飼」ではなく「鵜飼」です
舞台の方、最初だからだけでなく大変だったでしょう。生みの苦しみを味わられたんですよね。いい経験だったと思います。
次回楽しみにしていますヨ。