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光州5・18 (2007/韓国)(キム・ジフン) 65点

2008-05-11 22:14:08 | 映画遍歴
広州の騒乱は当時新聞にも詳しく出ていたので大きな事件としてよく覚えています。お隣の国でなぜこんな前時代的なことが起きてしまうのか当時は不思議でした。

そのまま時間軸が移動しこの映画を見て詳細を知ることになりましたが、何故か光州という土地柄そのものにも歴史的に安易か暗い闇があるようにも受け取れました。

映画のほうはそれらを下敷きに多少の恋愛をも描き、エンターテイメント風にしつらえています。兄弟、父娘の愛情など韓国独特の強い家族愛なども描かれるが、少々凡庸な演出に僕は退屈感も感じる。

ラストの夢のまた夢の家族写真撮影シーンはとても感動的で、一人生き残った女性のみが笑っていないのはこの映画のテーマを十分僕らに伝えており秀逸。

見終わった後で、やはり何故普通の市民がこういうことに巻き込まれるのか、日本では考えられないぐらいでありますが、当時の政情不安時の韓国では実際に起きたことなのです。この事実はやはり重く僕らにのしかかってきます。

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1 コメント

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光州5・18を観てきました (おがわ)
2008-06-01 16:14:15
パソコンを開け、途中あなたの映画評に出会いました。
私自身の感想としましては、この映画にあなたが言う政治的解釈がそんなにも必要なのかな。。。と疑問に思いました。

空挺特別舞台の大佐たった一人の傲慢さが、これほどまでに大きな事件を引き起こしたとは思えませんか~。

あなたは月に十数本も映画を観られていてスゴイな~と思いますが、なんとなく映画評にうすっぺらいものが感じられてならなかったな~

いい映画評を書こうとしないで、もっと素直に映画を観れるようになれればいいのにな~と思いました。
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