梅田・天六映画日記（12/7～8）

月曜日。ただなんとなく足は梅田へ。ＴＯＨＯ梅田でまずムーアさんの「キャピタリズム　マネーは踊る」。意外とムーアは真面目なんだ。でも経済的にはいい写真もあるけれど短絡的。こんな経済論で観客は動かされないとは思うけれど、、。
でも、本当に今アメリカは中産階級がなくなり現象的には日本と似ているような気も、、。

食事をして「２０１２」。これはもう映像でスペクタクルを見る映画の享楽でしょう。またまた出てくるノアの箱舟には辟易するが、、。でも、映画では日本列島も沈没したみたいですね。あと、3年ですよ。

火曜日。天六へ。まず「実験室ＫＲ-１３」。ＣＩＡがいかに人間を軽薄していたか馬鹿馬鹿しいほどこの映画では感じるが、ロシアの話ではないんですね。アメリカって、自由の国ではなかったんですね。（嘲笑気味に書いてます。）
結構いい俳優をそろえているのに結局テーマがないから印象に残らない映画でした。

食事後、見逃していた「クヒオ大佐」。期待していたんだけどなあ。堺があまりキモクなくその分魅力が薄まっていましたね。テーマとしては時代遅れかなあ。

その後梅田まで歩く。夜飲み会がある。テアトルで「脳内ニューヨーク」を見ようと思っていたのだが、時間が咬み合わない。仕方なくＴＯＨＯ梅田で僕の苦手なアニメ映画「カールじいさんの空飛ぶ家」。

大体僕は映画を見ているときに目を閉じるときもあるんです。このときの至福が最高なんです。でも、予告編だったと思っていたら本編が始まっていたり、ちょっとの目を閉じる時間が10分を超えていたり大変な経験も時々する。

この映画もそうで、でも恐らくこの映画で（だって３Ｄで、眼鏡をかけさせられている）目を瞑っている人は僕ぐらいのもんでしょう。
でも、アニメにしちゃあ、主人公が老人なんだよね。そして愛妻の死後、風船旅行をするという話。そりゃあ、暗いわな。映画としては秀作ではあるけれど、、。

夜、映画仲間と歓談。ふと気付くと4時間を超える。オフ会はやはり麻薬的だ。
急いで家路へ。大阪でも夜11時以降の電車は東京並みに混んでいる。酔客に吊皮はきつい。