日本映画
1.海炭市叙景(熊切和嘉) 2.マイ・バック・ページ(山下敦弘) 3.冷たい熱帯魚(園子温) 4.アントキノイノチ(瀬々敬久) 5.一枚のハガキ(新藤兼人) 6.八日目の蝉(成島出) 7.エンディングノート(砂田麻美) 8.モテキ(大根仁) 9.まほろ駅前多田便利軒(大森立嗣) 10.奇跡(是枝裕和) 次点 スマグラー おまえの未来を選べ(石井克人)
ベストワン映画は年当初に見たのに未だに感動抑えきれぬ。こういう人生の哀しみをさらりと切り取った映画が好きなんだなあ、、。マイ・バックは僕の青春と重なっている。山下でもその時代の重みを本当のところは分かり得ないであろう。この2作がダントツであった。
外国映画
1.ヤコブへの手紙(クラウス・ハロ) 2.トスカーナの贋作(アッパス・キアロスタミ) 3.英国王のスピーチ(トム・フーバー) 4.台北の朝、僕は恋をする(アーヴィン・チェン) 5.BIUTIFUL ビューティフル(アレハンドロ・N・イニャリトウ) 6.我らが愛に揺れる時(ワン・シャオシュアイ) 7.宇宙飛行士の医者(アレクセイ・ゲルマン・MI) 8.ミケランジェロの暗号(ヴォルフガング・ムルンベルガー) 9.素晴らしい一日(イ・ユンギ) 10.ブラック・スワン(ダーレン・アロノフスキー) 次点 愛する人(ロドリゴ・ガルシア)
1位を選ぶのにこんなに困惑する年も珍しい。1位から10位まではそれほど差がない。1位はベルイマンを彷彿させる精神性の追求。でも優しい映画である。2位はキアロスタミの今までにない余裕が感じられた。映画的スケールの増大を感ず。
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