コロナ禍にあってほとんど見られなかった劇団です。題名がショッキングで、怖い話かなあと思ったが、全然そんなことなく、ペットの、またペットへの気持を丁寧に繊細に描いた作品だった。
メンバー総動員でみんな元気そうでよかった。中谷さんがいなかったけれど、ちょっと寂しい。前半はペットの思いを朗読に、後半は1話を短編劇に仕立て上げている。
どれも、むやみに捨てられたり、殺されたりすることもあるペットの気持を人間と等身大に投影した作品です。亡くなったペットへの思いがどの作品も強いので、その経験が観客にあるかないかで受け止め方がかなり違うと思う。
あっという間に終わてしまったが、このよみうりホールは地域密接型の劇場であり、こういう身近で生への希求を問う作品を扱うには最適ではないかと思った。
この劇団、今映画を作成しているところのようで、ますますさらに飛躍して頑張ってほしいものです。みんな、立派です。
ところで中谷さんのいないのはやはり寂しい、、。
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