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七人の弔 (2004/日)

2006-06-29 22:25:22 | 映画遍歴
目を背けたくなる一人一人の親から子への暴力。ぼくたちがそこに暗黒を見てしまうのはその行為にあるのではなく、親たちのその心の暗黒だ。その救いのなさに唖然とする。
むしろ彼らに静寂の永遠を与えたことは彼らには至福のいざないでなかったか。
その意味では明るい結末だったように僕には思える。
落ち着いた静かな演出は初演出とは思えないほど、これからのダンカンワールドを予感させる。
秀作。
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