コーエンの映画は気になっていつも見ているけれど、今回はいやにオーソドックスだね。まず映像が今までになくやけにきれい。冒頭部で驚かされる。
そりゃあ、売れないシンガーの、のらりくらりの日常を描いているから今までの映像ではちょっときついのかもしれません。
コーエンとの相性は僕はそれほどいいとは思っていない。「バートン・フィンク」「オーブラザー」「ノーカントリー」は認めるが他は正直僕にとっては退屈だったのであります。
本作も、こういうのってシンガーでなくとも、どこにでもありふれている日常ストーリーに思えて来る。才能だけでは何事も成功しないのだ。取り立ててルーウィン・デイヴィスに言うことはありません。
父親の面倒を見ていると思っていた実姉が実は金目当てで不動産を処分していたとか、普通の歌唱力なのに結構ステージに上がっている元カノカップルが女も男も客に性を売っていたなど、おぞましい現実も垣間見る。でもそんなのは生きていると当然のことのようにも思えて来、目くじらを立てなくなっている吾輩。でもそれでもみんな仕事してる。何とか生きてる。
こういう映画って、青年期の時に見るべき映画なのかもしれませんね。見る視点がかなり違ってくると思います。
尿路結石はおとなしくなったようです。
今週は別件の通院がありますので、来週の月曜日あたりに昼食でもいかがですか?
勝手言ってスミマセン。
ご都合を私のホームページ上(ポストマーク)からメール連絡頂ければ幸いです。
迷惑メールを相当数受信していますので、それと分かるタイトルをお願いいたします。
突然の申し出でスミマセン。