まあ日本メジャーの娯楽作品で、特に期待するところはなかったが、突込みどころは多いけれど、最後まで見られるというのはまあまあの出来というべきか。
一番不愉快なのはやはりあの12枚の絵のトリックなのです。松坂くんが見事解いちゃうわけだけど、解くも何も、2枚取って残った一枚を返すところはやはりオカシイ。(返す必要はないでしょう)こんなの無理に作ったトリックでっせ。不快だよ。(だいたい万能鑑定士たる綾瀬はるかがそんなことぐらい気づかないわけがないじゃないか。)
とか、やはりあれだけのコトをしでかしたら一体全体どうやって犯人たちは外国の日本でモナリザを売ろうとしていたのだろうか、、。ヨーロッパでやるのならまだしもやはりそれはおかしいです、腑に落ちません。
せっかくパリにロケしたんだったらふんだんにそのパリ撮影風景を見せるなり、ルーブルももっと撮っておいて欲しかった。むしろストーリー展開の合間にルーブルの名画を(フラッシュバックでいいから)映しておいてくれたらそれだけでうっとり出来るのになあ、なんてどうでもいいことを考えている。
いやあ、この映画のいいところはそれでも最後までちゃんとこの映画を見られるということなんです。やはり腐っても鯛。これはミステリー映画なんですなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます