珍しき昭和の映画絵看板集。見ているだけで、自分の人生の一コマを追っている気がする。
作品は僕の生まれる前から始まっている。
写真は大阪の難波あたりが多く、それもあって懐かしさが込み上がってくる、、。
写真は名作もあれば、無名の見知らぬ娯楽映画もあり、また映画館前を歩く人たちの顔、身なりがその当時の時代を浮かび上がらせ感動する。
あれっと思ったのが、名作映画でも女優を(特に太もも辺りを)扇情的に描いていることである。当時の文化を醸し出していて面白い。
僕が思い入れの強い作品が出てくると思ったら、それはだいたい1961年頃から1969年までの映画である。僕の子供時代には家の近くに映画館が乱立しており、休みとなると一家総出で満席の映画館に行ったものである。そのときに見た映画は今でも眼に焼き付いている。
「モスラ」、「がめつい奴」、「椿三十郎」、「マタンゴ」、「太陽はひとりぼっち」、「クレオパトラ」、「シェルブールの雨傘」、「おしゃれ泥棒」、「2001年宇宙の旅」など書き出したらきりがない。
今思うと、要するに映画を見る感覚も10代の頃が一番切実で感受性が強かったんだなあと思う。
そういう青春でしたネ。
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