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悪魔のリズム (2007/英=スペイン)(ビセンテ・ペニャロチャ) 65点

2008-10-25 13:56:14 | 映画遍歴
モノローグと回想が頻繁に映像化される。地獄のような拷問である。ただ、それが執拗に続く。緩慢な展開である。前に進まない。もたもたしている。切れが悪い。少々退屈してくる。ところが、、。

これはプロットの映画だ。製作、原案が日本人女性。何かあるワイ、と思っていたら、ラスト近くのあっと驚くどんでん返し。うーん、でもこれはかなり面白いが、違反すれすれかな。このプロットで作品の評価は少し上がったが、でもそれにしても加害者から被害者への意識変身って、ちょっと甘すぎないかい?

アメリカ人の製作、原案だったら犯罪ものだが、日本人だから政治的にも逃げられると踏んだのかもしれない。まあ、だからこの映画はプロットだけの映画。後味は悪いというより気の抜けたビールみたい、、。

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