珍しいメキシコ映画だ。しかもクライムコメディというのだろうか、登場人物の多さ、あらゆる所に伏線を敷いているところ、起承転結、時間の感覚等映画に寄せる想いがムンムンのいわば才気煥発映画であります。
アクの強そうなラテン系やまさに白人系の人間が入り乱れているので、映画の画面はいつもごった返しているが、話の展開も間延びしている部分は全くなく、緊密であり、こちらが気を休める瞬間がないほどだ。まあ、それだけ練っている脚本なんだろうけれど、何かこの手触りは日本の内田けんじに似ていなくもない。
内田けんじの「運命じゃない人」も同年の製作で、これは偶然としか言いようがない。コメディとして展開しているものの、時々暴発的に人が殺されたり、大切に飼っている鳥を無慈悲に殺戮する、など残酷な部分もあるのは土地柄のせいか、、。
処女作でこれだけのものが作れるとしたら、ロサーノはどでかい物を持っていると断言出来る。やはり映画っていろんな所に才能のある人がいるんだなあ、、。次作も是非見てみたいと思わせる作品だ。
アクの強そうなラテン系やまさに白人系の人間が入り乱れているので、映画の画面はいつもごった返しているが、話の展開も間延びしている部分は全くなく、緊密であり、こちらが気を休める瞬間がないほどだ。まあ、それだけ練っている脚本なんだろうけれど、何かこの手触りは日本の内田けんじに似ていなくもない。
内田けんじの「運命じゃない人」も同年の製作で、これは偶然としか言いようがない。コメディとして展開しているものの、時々暴発的に人が殺されたり、大切に飼っている鳥を無慈悲に殺戮する、など残酷な部分もあるのは土地柄のせいか、、。
処女作でこれだけのものが作れるとしたら、ロサーノはどでかい物を持っていると断言出来る。やはり映画っていろんな所に才能のある人がいるんだなあ、、。次作も是非見てみたいと思わせる作品だ。
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