石持作品はずっと読んでいる。何気ない疑問には絶対何かしらの理由がある。そんな不思議なミステリーが多かったのだが、今回は倒叙ものでありしかも誘拐もの。
まったく通常の犯罪小説になりきっているので驚いてしまう。石持らしいところはその女子中学生の両親の死による異常な設定のみで、それが生かされていない。
誘拐が分かっているのに警察に連絡をしない大手新聞社の重鎮たち。苛苛しますね。あり得ない設定が続くとちょっと後ずさってしまう。やはりミステリーって、ある程度読者を納得させながら進行していくものではないのだろうか、、。
これが犯人探しだったらあっと驚く結末で結構面白いんだろうけれど、倒叙ものだからそれはあり得ない。後半はいつものページを繰るのももったいないといった感じがしなくなってきて、ちょっと期待はずれ気味。
初めて石持を物足りないと思ってしまった。ファンとしては申し訳ない限り。次はいい作品でありますように。
まったく通常の犯罪小説になりきっているので驚いてしまう。石持らしいところはその女子中学生の両親の死による異常な設定のみで、それが生かされていない。
誘拐が分かっているのに警察に連絡をしない大手新聞社の重鎮たち。苛苛しますね。あり得ない設定が続くとちょっと後ずさってしまう。やはりミステリーって、ある程度読者を納得させながら進行していくものではないのだろうか、、。
これが犯人探しだったらあっと驚く結末で結構面白いんだろうけれど、倒叙ものだからそれはあり得ない。後半はいつものページを繰るのももったいないといった感じがしなくなってきて、ちょっと期待はずれ気味。
初めて石持を物足りないと思ってしまった。ファンとしては申し訳ない限り。次はいい作品でありますように。
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